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銅メダルの坂本花織に“銀盤の女王”伊藤みどりが祝福のメッセージ!「大感激しました」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.18

坂本が披露した会心の演技に、伊藤みどりさんが賛辞を贈った。(C)Getty Images

 2月17日、北京五輪のフィギュアスケート女子シングル・フリースケーティング(FS)が行なわれ、日本の坂本花織は、フリーで自己最高ベストの153・29点を獲得し、合計233・13点で銅メダルに輝いた。

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 坂本は、団体戦フリーでも演じた『No More Fight Left In Me』の曲に乗せて滑走。冒頭のダブルアクセルをきれいに決めると、3回転ルッツはエッジエラーがついたものの落ち着いて着氷。後半の3回転フリップ+3回転トゥループ、ダブルアクセル+3回転トゥループ+2回転トゥループ、3回転ループとすべてのジャンプを成功させ、安定感のある滑りを披露した。

 この坂本の会心の演技に反応したのが、元フィギュアスケーターで、世界で初めてトリプルアクセルを成功させた伊藤みどりさんだ。銀盤の女王は、アルベールビル五輪で銀メダルを獲得した際の写真とともに、自身のインスタグラムでこう記した。
 
「坂本花織選手2022年、北京五輪メダルおめでとうございます。30年前のメダリストも大感激しましたよ」

 坂本は、日本のフィギュアスケート女子では、伊藤さん、荒川静香さん、浅田真央さんに続く、4人目のメダリストとなった。

 大会後のフラッシュインタビューで、坂本は「いろいろ悔しい思いもたくさんしてきたこの4年間の集大成というか、今まで頑張ってきたことが報われてすごく今は嬉しいです。個人でまさかメダルをもらえるとは思っていなかったので、びっくりだし嬉しすぎます」と喜びを噛みしめている。

構成●THE DIGEST編集部

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