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「やりきったという気持ちでいっぱい」フィギュア宮原知子が現役引退へ。24歳誕生日に報告「今後の夢は沢山あります」

THE DIGEST編集部

2022.03.26

安定感のある演技で日本女子フィギュア界をけん引した宮原。24歳を迎えた誕生日での引退表明となった。(C)Getty Images

 3月26日、フィギュアスケート女子で2018年平昌五輪4位の宮原知子(木下グループ)が、自身のブログを「2022年3月26日」とのタイトルで更新。今季限りで現役を引退すると表明した。

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 この日で24歳となった宮原は、「私から皆様へご報告したいことがあります。この度、現役を引退することを決断いたしました」とメッセージ。「唐突なご報告で申し訳ございません。いつが良いか思案した結果、自分の誕生日にしよう!と思い、本日となりました」と発表に至った経緯を説明している。

 さらに、「今シーズン、スケート人生で1番、自分と向き合い、毎日を大切に過ごしてまいりました」と振り返ると、「これまで以上に、もうこれ以上はできないと納得いくまで練習し、試合に臨んだシーズンでした。私の中で悔いはなく、やりきったという気持ちでいっぱいです」と現在の心境を明かし、その後は周囲への感謝が綴られた。

「今後の夢は沢山ありますが、まずはプロスケーターとして自分のスケートを極め、新境地を開いていけるよう、これまでの経験を活かして頑張っていきたいと思っております。詳細につきましては4月1日にメディア公表をいたします際にお話しさせていただきます。

 最後になりますが、スケート人生を通してサポートしてくださったコーチの方々、家族、友達、スケート連盟の方々、スポンサーの方々、ファンの皆さま、関係するすべての方々に感謝申し上げます。

 本当に本当に本当にありがとうございました。

 一言では伝えきれない気持ちでいっぱいです。この気持ちを少しでも自分のスケートで恩返しという形でお伝えできますよう、精進いたします。

 新しい幕を切り開いた、新しい宮原知子を今後ともどうぞよろしくお願い致します」

 2014~17年の全日本選手権で4連覇を果たし、15年の世界選手権で銀メダルを獲得している宮原。15、16年のグランプリ(GP)ファイナルでも銀メダルを手にし、16年四大陸選手権では金メダルに輝いた。昨年末の全日本選手権は5位に終わり、北京五輪代表入りを逃している。

構成●THE DIGEST編集部

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