3月27日、ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、東京・両国国技館2連戦最終日のビッグマッチ『STARDOM WORLD CLIMAX 2022~The Top~』を開催した。
第6試合の海賊王女スターダム復活スペシャル・シングルマッチでは、WWEでスーパースターに登りつめたKAIRIと、闇落ちしたスターライト・キッドが対戦。21日にキッドが要求した一騎打ちの提案を、KAIRIが「嫌いじゃない。いいよ」と受諾したことにより、今回のシングルマッチが決定していた。
試合は、予想に反してクリーンな展開となった。スピードで勝負するキッドに対し、KAIRIも同じくスピードで対抗。激しいエルボー合戦が繰り広げられる。
その途中、キッドにショルダーアームブリーカーで腕を狙われたKAIRIは、イカリを仕掛けると、自らこれを解いてアラバマスラムへ。しかし、これが切り返され、再びアームブリーカーを連発するキッドに、今度はカウンターでカットラスをヒットする。カウント2で返されるも、アラバマスラムが決まり、最後はインセインエルボーでカウント3。KAIRIが勝利を収めている。
試合後、握手を突き返すキッドに対し、KAIRIは強引に抱き締めた。しかし、キッドはそれを突き飛ばし、腕を蹴り上げてバックステージへ。 その後、会見で「いま鼓膜が破れてて、耳が聞こえない」と告白したKAIRIは、「キッド、エルボー重かったね」と、かつての可愛い後輩の成長に目を細める。さらに、「完全決着もう1回つけたい」と再戦を熱望し、「ここまで腕をやられるとは思わなかったから、強くなったんだと思う。嬉しかった。痛みが嬉しいね」と笑顔を浮かべた。
また、今後の参戦に関しては「はっきり言えないんですけど」としたうえで、「もっともっと強くなって帰ってきたい」と含みを残している。
一方、敗れたキッドは「世界に羽ばたいたKAIRI。最初から最後まで女優だな。さすがだよ」と収穫があった様子。今後へ向けては、『シンデレラトーナメント』の優勝と、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王座の奪取、前日に渡辺桃と奪取したゴッデス・オブ・スターダム王座、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王座の「グランドスラム」を達成すると誓い、KAIRIとも「何度でも闘いたい」と語った。
スターダムの世界戦略の一端も担うとされているKAIRIだが、スターダムの中にはそんなスーパースターと絡むことで、世界的な知名度を手に入れたいと考えている選手がこれからも出てくるのは間違いない。今後、スターダムが世界に飛躍していくうえで、KAIRIの存在は必要不可欠なだけに、どんな展開が待ち受けているのか注目したい。
◆スターダム◆
『STARDOM WORLD CLIMAX 2022~The Top~』
2022年3月27日
東京・両国国技館
▼海賊王女スターダム復活 スペシャル・シングルマッチ(30分1本勝負)
○KAIRI(17分51秒 片エビ固め)スターライト・キッド●
※インセインエルボー
文●どら増田
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第6試合の海賊王女スターダム復活スペシャル・シングルマッチでは、WWEでスーパースターに登りつめたKAIRIと、闇落ちしたスターライト・キッドが対戦。21日にキッドが要求した一騎打ちの提案を、KAIRIが「嫌いじゃない。いいよ」と受諾したことにより、今回のシングルマッチが決定していた。
試合は、予想に反してクリーンな展開となった。スピードで勝負するキッドに対し、KAIRIも同じくスピードで対抗。激しいエルボー合戦が繰り広げられる。
その途中、キッドにショルダーアームブリーカーで腕を狙われたKAIRIは、イカリを仕掛けると、自らこれを解いてアラバマスラムへ。しかし、これが切り返され、再びアームブリーカーを連発するキッドに、今度はカウンターでカットラスをヒットする。カウント2で返されるも、アラバマスラムが決まり、最後はインセインエルボーでカウント3。KAIRIが勝利を収めている。
試合後、握手を突き返すキッドに対し、KAIRIは強引に抱き締めた。しかし、キッドはそれを突き飛ばし、腕を蹴り上げてバックステージへ。 その後、会見で「いま鼓膜が破れてて、耳が聞こえない」と告白したKAIRIは、「キッド、エルボー重かったね」と、かつての可愛い後輩の成長に目を細める。さらに、「完全決着もう1回つけたい」と再戦を熱望し、「ここまで腕をやられるとは思わなかったから、強くなったんだと思う。嬉しかった。痛みが嬉しいね」と笑顔を浮かべた。
また、今後の参戦に関しては「はっきり言えないんですけど」としたうえで、「もっともっと強くなって帰ってきたい」と含みを残している。
一方、敗れたキッドは「世界に羽ばたいたKAIRI。最初から最後まで女優だな。さすがだよ」と収穫があった様子。今後へ向けては、『シンデレラトーナメント』の優勝と、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王座の奪取、前日に渡辺桃と奪取したゴッデス・オブ・スターダム王座、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王座の「グランドスラム」を達成すると誓い、KAIRIとも「何度でも闘いたい」と語った。
スターダムの世界戦略の一端も担うとされているKAIRIだが、スターダムの中にはそんなスーパースターと絡むことで、世界的な知名度を手に入れたいと考えている選手がこれからも出てくるのは間違いない。今後、スターダムが世界に飛躍していくうえで、KAIRIの存在は必要不可欠なだけに、どんな展開が待ち受けているのか注目したい。
◆スターダム◆
『STARDOM WORLD CLIMAX 2022~The Top~』
2022年3月27日
東京・両国国技館
▼海賊王女スターダム復活 スペシャル・シングルマッチ(30分1本勝負)
○KAIRI(17分51秒 片エビ固め)スターライト・キッド●
※インセインエルボー
文●どら増田
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