3月13日、ブシロード傘下の女子プロレス団体「スターダム」が、後楽園ホールで『後楽園大会』を開催。セミファイナルでは、3月26日の両国国技館でワールド・オブ・スターダム王座を懸けて対戦する朱里とジュリアが、それぞれMIRAIとテクラをパートナーに引き連れて前哨戦に臨んだ。
【動画】「舐めんじゃねぇ!」ジュリアが吠えた。プロミネンスとの遺恨シーンをチェック
ドンナ・デル・モンド(DDM)の同門による一戦は見応え十分の内容だった。「どちらが勝っても袂をわかつ」と覚悟を口にしているジュリアは、朱里と巧みなグラウンドでの攻防を展開した。
ハイレベルな闘いにつられるように、MIRAIとテクラも奮闘。これによって乱戦模様となるなか、最後はジュリアが朱里にグロリアスドライバーを決めてカバーに入ったところでタイムアップ。ドローに終わった。
だが、試合後にDDMと遺恨を残しているプロミネンスの世羅りさと柊くるみがリングイン。会場が騒然とするなか、「両国、待ちきれなくて来ちゃった」と口にする世羅に怒ったジュリアは、「オマエら、本当いつもいいタイミングで来るのは何なんだよ」と問うと、「すみませんね、プロミネンスもまぁ、まぁ忙しいので。オマエに構ってる暇ないんだよ」と返した世羅は、こう続ける。
「今日、私はひとつ言いたいことがあります。26日、2人闘うんでしょ? アタシは朱里に勝ってほしい。そして、朱里から赤いベルト取りたい。27日、ジュリア、オマエが出て来たらプロミネンス総当たりでぶっ潰してやるよ。そこで前の団体の出来事を清算しよう」
この言葉を耳にするやいなや、世羅に張り手を見舞ったジュリアは、「ナメんじゃねーぞ、テメーら! あれか? グルか? お前ら。邪魔すんじゃねーよ!」と朱里に対しても疑心暗鬼に。そのまま肩を震わせながら控室へと消えていった。
バックステージでジュリアは、「両国前の、今日が前哨戦ラストでしょ、朱里と。あと両国前最後の2試合は組むんだよな。両国前の最後の試合がアリカバ・メモリアルっていう、すごいタイトルだね。私はそこで、両国の後どうなるかわからないから、私たち2人の関係がなんだったのかっていうのを再度確かめたうえで、私は容赦なく両国、赤いベルト朱里から奪いにいく」と、改めて自身の想いを強調した。
続けて、「プロミネンス、スターダムに上がりたいなら上がりたいって素直に言えよ。そういうところがダセーんだよ」と不満をこぼすと、続けざまに朱里を非難した。
「朱里もさ、まずは私だよ。あんたの相手は私なんだよ! 私を倒してもないのに後のことをベラベラ勝手に決めてんじゃねえよ。岩谷? 岩谷とやるのはこのジュリア。あんたは赤いベルトを世羅となんちゃらかんちゃらと言ってたけど、そんなこと絶対させないから。勝手に先のこと決めてんじゃねぇ」
一方の朱里は、「今日はジュリアとの大事な、大事な最後の前哨戦だった。グルなんかじゃねえし。世羅りさのせいで大切な時間が邪魔されました。両国終わったあと、覚悟しとけ」と吐露。両国2連戦を2連勝したうえで、世羅を挑戦者に迎える意向を明らかにしたこのコメントも、ジュリアにとっては不服だろう。
固い絆で結ばれていたはずの朱里とジュリア。だが、その関係にヒビが入りかけているのは間違いない。
◆スターダム◆
『後楽園大会』
2022年3月13日
東京・後楽園ホール
観衆 778人
▼両国前哨戦(20分1本勝負)
△朱里&MIRAI(時間切れ引き分け)ジュリア&テクラ△
文●どら増田
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ドンナ・デル・モンド(DDM)の同門による一戦は見応え十分の内容だった。「どちらが勝っても袂をわかつ」と覚悟を口にしているジュリアは、朱里と巧みなグラウンドでの攻防を展開した。
ハイレベルな闘いにつられるように、MIRAIとテクラも奮闘。これによって乱戦模様となるなか、最後はジュリアが朱里にグロリアスドライバーを決めてカバーに入ったところでタイムアップ。ドローに終わった。
だが、試合後にDDMと遺恨を残しているプロミネンスの世羅りさと柊くるみがリングイン。会場が騒然とするなか、「両国、待ちきれなくて来ちゃった」と口にする世羅に怒ったジュリアは、「オマエら、本当いつもいいタイミングで来るのは何なんだよ」と問うと、「すみませんね、プロミネンスもまぁ、まぁ忙しいので。オマエに構ってる暇ないんだよ」と返した世羅は、こう続ける。
「今日、私はひとつ言いたいことがあります。26日、2人闘うんでしょ? アタシは朱里に勝ってほしい。そして、朱里から赤いベルト取りたい。27日、ジュリア、オマエが出て来たらプロミネンス総当たりでぶっ潰してやるよ。そこで前の団体の出来事を清算しよう」
この言葉を耳にするやいなや、世羅に張り手を見舞ったジュリアは、「ナメんじゃねーぞ、テメーら! あれか? グルか? お前ら。邪魔すんじゃねーよ!」と朱里に対しても疑心暗鬼に。そのまま肩を震わせながら控室へと消えていった。
バックステージでジュリアは、「両国前の、今日が前哨戦ラストでしょ、朱里と。あと両国前最後の2試合は組むんだよな。両国前の最後の試合がアリカバ・メモリアルっていう、すごいタイトルだね。私はそこで、両国の後どうなるかわからないから、私たち2人の関係がなんだったのかっていうのを再度確かめたうえで、私は容赦なく両国、赤いベルト朱里から奪いにいく」と、改めて自身の想いを強調した。
続けて、「プロミネンス、スターダムに上がりたいなら上がりたいって素直に言えよ。そういうところがダセーんだよ」と不満をこぼすと、続けざまに朱里を非難した。
「朱里もさ、まずは私だよ。あんたの相手は私なんだよ! 私を倒してもないのに後のことをベラベラ勝手に決めてんじゃねえよ。岩谷? 岩谷とやるのはこのジュリア。あんたは赤いベルトを世羅となんちゃらかんちゃらと言ってたけど、そんなこと絶対させないから。勝手に先のこと決めてんじゃねぇ」
一方の朱里は、「今日はジュリアとの大事な、大事な最後の前哨戦だった。グルなんかじゃねえし。世羅りさのせいで大切な時間が邪魔されました。両国終わったあと、覚悟しとけ」と吐露。両国2連戦を2連勝したうえで、世羅を挑戦者に迎える意向を明らかにしたこのコメントも、ジュリアにとっては不服だろう。
固い絆で結ばれていたはずの朱里とジュリア。だが、その関係にヒビが入りかけているのは間違いない。
◆スターダム◆
『後楽園大会』
2022年3月13日
東京・後楽園ホール
観衆 778人
▼両国前哨戦(20分1本勝負)
△朱里&MIRAI(時間切れ引き分け)ジュリア&テクラ△
文●どら増田
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