日本ハンドボール協会（JHA）は、都内で記者会見を開催し、2022年度よりデンマークのスポーツブランドhummel（ヒュンメル）とオフィシャルスポンサー契約を締結したと発表した。あわせて、男女のハンドボール日本代表が今年度より着用する新ユニフォームもお披露目された。

　彗星JAPAN、おりひめJAPANの愛称で知られるハンドボール日本代表は、2020東京オリンピックでは男女共に1勝をあげ、世界選手権では世界トップクラスの欧州勢に引けを取らない戦いをするなど、今後の躍進が期待されている。

　今年度より日本ハンドボール協会のオフィシャルスポンサーに新しく就任したヒュンメルについて、日本ハンドボール協会の湧永寛仁会長は、「パリオリンピックは自力で予選を勝ち抜かなくてはならない。これからが本当の戦いだ、と思っており、今回のパートナーシップを嬉しく思っている」と歓迎。
　日本でヒュンメルを展開する株式会社エスエスケイの佐々木恭一社長は、「グラスルーツからトップまで、ハンドボールのさらなる普及と振興を推進する」と約束した。 　同会見でお披露目された新ユニフォームは、日本伝統の和柄を組み合わせたもので、縁起がいいとされる動植物などを描いた吉祥文様を採用し、日の丸や扇子といった日本らしい柄を組み合わせてデザイン。世界に挑み続けるハンドボール日本代表を表したものに仕上がっている。

　男子代表の部井久アダム勇樹選手は、「和テイストでこだわったデザイン。これを着て早く試合がしたい」とし、女子代表の馬場敦子選手は、「シルエットが細身でかっこいい。GKパンツは細身ですが、伸縮性があって動きやすい」と語った。

　男女日本代表の新ユニフォーム着用試合、および日本代表ユニフォームの発売等は後日発表となる。

構成●THE DIGEST編集部

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