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モータースポーツ

「素晴らしいレース」角田裕毅の7位入賞に各国メディアが賛辞! 本人は「スーパーハッピー」と大感激!

THE DIGEST編集部

2022.04.25

3戦ぶりにポイントを獲得したアルファタウリの角田。ホームレースで大健闘を見せた。(C) Getty Images

3戦ぶりにポイントを獲得したアルファタウリの角田。ホームレースで大健闘を見せた。(C) Getty Images

 F1第4戦のエミリア・ロマーニャ・グランプリは4月24日に決勝が行なわれ、アルファタウリの角田裕毅は12番手スタートから今季最高の7位フィニッシュを飾り、3戦ぶりのポイント獲得を達成した。

 予選で悔いの残るQ1敗退を喫するも、スプリントで巧みに4つ順位を上げて入賞に望みを繋いでいた日本人ドライバーは、オープニングラップで2つ順位を上げて早くもポイント圏内に入ると、後続車に迫られながらも順位を守り続け、47周にケビン・マグヌッセン(ハース)を抜き、さらに54周にはセバスティアン・ヴェッテル(アストンマーティン)、ピットインしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)を一気にかわして6位に浮上。ルクレールには62分に先行を許したものの、最後までハイペースは落ちなかった。
 
 会心のレースで6ポイントを手にし、通算10ポイントでチームメイトのピエール・ガスリー(12位)を上回ってドライバーランキング10位に浮上した角田は、自身のSNSに「7位! 今日は本当にハッピーです。特にホームサーキットでポイントを獲得できたことが。グラッツィエ」と投稿。また、公式サイトでも「スーパーハッピー」と喜びを表現し、以下のようにポジティブにレースを振り返っている。

「今日はファクトリーの人たちが多くグランドスタンドで観戦しており、毎周、アルファタウリの旗を振っているのが見えて、僕を勢いづけてくれました。チームでハードワークをしてくれているみんなに、大きな感謝の気持ちを抱いています。車のペースは本当に良く、ここまで力強いものになるとは、予想していませんでした。週末を通して進歩し、今日の午後(決勝)に良いパフォーマンスを発揮できたことを嬉しく思います」

 チェッカーフラッグを受けた直後の無線でも、チーム関係者に対して何度も感謝の言葉を伝え続けた角田は、レース後のインタビューで「オーストラリアGPに比べてもペースは“スーパーグッド”だった」「スーパーポジティブ」とアップデートを施された車に満足感を示し、「今後もドライビングが楽しみです」とも語っている。

 アルファタウリはそんな21歳に対して「素晴らしいドライビング」「予選Q1脱落から多くのポイント獲得。ユウキにとっての力強い週末」とSNSで賛辞を贈ったが、フランツ・トスト代表も、姉妹チームであるレッドブルの1、2フィニッシュ(優勝はマックス・フェルスタッペン)を喜ぶとともに、「私たちのレースも成功を収めた」と、角田について言及した。

「ユウキは12番手からスタートし、1周目で早くも10番手に上がった。力強いドライビングで多くの車を追い抜き、7位フィニッシュを果たした。彼は金曜日から競争力を持っており、今後のレースに向けても良いベースができたと思う。ここイモラで、ユウキのエキサイティングなパフォーマンスを楽しむことができて良かった」
【動画】角田が2台抜きで6位に順位アップ!ホームレースで大健闘
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