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格闘技・プロレス

前リーダーの“闇堕ち騒動”から心機一転! QQ新リーダー、林下詩美が堂々の所信演説「またスターダムのトップにいく」

どら増田

2022.05.16

“同志”たちとのバトルを熱く闘い抜いた詩美。その会心のパフォーマンスでリーダーの座を掴み取った。写真:徳原隆元

“同志”たちとのバトルを熱く闘い抜いた詩美。その会心のパフォーマンスでリーダーの座を掴み取った。写真:徳原隆元

 5月15日、ブシロード傘下の女子プロレス団体「スターダム」が、後楽園ホールで『後楽園大会』を開催。メインイベントでは、クイーンズクエスト(QQ)のリーダーを決める総選挙を兼ねる5WAYイリミネーションマッチが行なわれ、AZM、林下詩美、上谷沙弥、妃南、レディ・Cが激突した。

 まず、上谷がスタークラッシャーをレディに決め、早々に脱落した試合は、妃南が詩美と上谷に払い腰を決めると、上谷がオーバー・ザ・トップロープ(OTR)で場外へ。その後、AZMを丸め込もうと狙った妃南が、逆に丸め込まれるとカウント3を奪われて脱落した。

 最後にリング上はAZMと詩美だけとなると、最後はAZMのハイキックを捕まえた詩美がパワーボムで場外に落として、試合終了のゴングが鳴った。

 試合後、新リーダーとなった詩美は、「クイーンズクエストの新しいリーダーになりました林下詩美です。これからこの最高のユニットクイーンズクエスト、リーダーとしてたくさん支えていきたいと思いますので、みなさんよろしくお願いします!」と所信演説。客席からは大きな拍手が贈られた。

 バックステージでAZMは「私が言い出しっぺで、(リーダーに)なれないのがすごく悔しい。けど、まあ、もう司令塔とか言わないから、私はちゃんとみんなと一緒にサポートし合って、またクイーンズクエストをトップにね、詩美をトップで駆け上がろう」とコメント。

 さらに上谷が「自分も白のチャンピオンとして自分の色を出しつつ詩美さんについていきながら、そしてQQ一致団結して、さらにさらに上のユニットへ上がっていきたいと思っています」と語ると、妃南も「ウタがリーダーになったからにはウタに全力でついていきたいと思います」と自らの胸中を明かした。

 最後に詩美が「とりあえずこのメンバー含め、光由と大好きなみんなでクイーンズクエスト、必ずトップに上ってみせます。みなさん見守っててください。(全員でポーズを取り)すごい友情を感じた。愛にあふれてるよ」と宣言。前リーダーの渡辺桃が大江戸隊入りに伴う“闇落ち騒動”に巻き込まれていたQQ。ここでリーダーが決まったことにより、しっかりと地固めが出来たようだ。

◆スターダム◆
『後楽園大会』
2022年5月15日
東京・後楽園ホール
観衆 913人
▼クイーンズクエスト総選挙 5WAY イリミネーションマッチ(30分)
○林下詩美(13分44秒 OTR)AZM●
※詩美のひとり残り。詩美がQQのリーダーとなる。
1=○上谷沙弥(5分55秒 片エビ固め)レディ・C●
※スタークラッシャー
2=○妃南(8分42秒、OTR)上谷沙弥●
3=○AZM(10分45秒、エビ固め)妃南●

文●どら増田

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