F1第7戦のモナコ・グランプリは5月29日に決勝が行なわれ、11番グリッドからスタートしたアルファタウリの角田裕毅は、完走した中では最下位となる17位に終わった。
強い雨の中、いったんセーフティーカーに先導されてフォーメーションを行なうもピットで待機となり、約1時間後にスタート。角田は11番手を守りながら周回を重ねたが、ピットインで順位を落とすと、その後は後方でのレースを余儀なくされる。赤旗での中断明けにはハードタイヤで追い上げを狙うも奏功せず、逆に終盤にターン1での連続のオーバーランによって最後尾に下がり、そのままレースを終えた。
【関連記事】角田裕毅、渋滞だらけのモナコGP初日にネガティブな印象…専門メディアはトップ10入りに「アルファタウリは満足できるだろう」
見せ場なく伝統のレースを終えた角田は、チームの公式サイトを通して「フラストレーションの溜まる1日でした。良いスタートを切ることができず、赤旗が出る前は16番手まで順位を落としました。何が起こったのかを調べる必要があります。レースでの車のペースは良く、レース再開ではミディアムタイヤに換えるというちょっとした賭けに出ましたが、残念ながら戦略は当たりませんでした」と、ポジティブに振り返っている。
また、レース後のインタビューでも「突然、11番手から16~17番手になったりと、何が起こったのか分かりません。ペースはとても良かったのに、どうにもなりませんでした」と心情を明かし、接触寸前だったジョウ・グァンユ(アルファロメオ)とのバトルについても「16番手の争いあり、僕にとっては何もありませんでした」と語るだけだった。
このように、角田が戸惑いすら感じたこのレース、彼は各ドライバーのファステストラップのランキングでは、ランド・ノリス(マクラーレン)の1分14秒693に次ぐ、1分15秒334という全体の2位となるタイムを計測。ちなみに昨季も、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に次ぐ2位であり、この悪コンディションに振り回された失意のレースでも、速さは示したと言えるかもしれない。
強い雨の中、いったんセーフティーカーに先導されてフォーメーションを行なうもピットで待機となり、約1時間後にスタート。角田は11番手を守りながら周回を重ねたが、ピットインで順位を落とすと、その後は後方でのレースを余儀なくされる。赤旗での中断明けにはハードタイヤで追い上げを狙うも奏功せず、逆に終盤にターン1での連続のオーバーランによって最後尾に下がり、そのままレースを終えた。
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また、レース後のインタビューでも「突然、11番手から16~17番手になったりと、何が起こったのか分かりません。ペースはとても良かったのに、どうにもなりませんでした」と心情を明かし、接触寸前だったジョウ・グァンユ(アルファロメオ)とのバトルについても「16番手の争いあり、僕にとっては何もありませんでした」と語るだけだった。
このように、角田が戸惑いすら感じたこのレース、彼は各ドライバーのファステストラップのランキングでは、ランド・ノリス(マクラーレン)の1分14秒693に次ぐ、1分15秒334という全体の2位となるタイムを計測。ちなみに昨季も、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に次ぐ2位であり、この悪コンディションに振り回された失意のレースでも、速さは示したと言えるかもしれない。