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格闘技・プロレス

「日本でやりたいと伝えた」井上尚弥との“4団体統一戦”に対抗王者バトラーが闘志!「勝てると信じて試合に臨むよ」

THE DIGEST編集部

2022.06.09

井上(左)の試合を見ていた対抗王者バトラー(右)は、日本での4団体統一戦を希望している。(C)AP/AFLO、Getty Images

井上(左)の試合を見ていた対抗王者バトラー(右)は、日本での4団体統一戦を希望している。(C)AP/AFLO、Getty Images

 圧倒的な“KO劇”を目の当たりにした対抗王者が闘志を漲らせている。

【動画】ドネアを渾身の左フックで撃破! 井上尚弥のKOシーンをチェック

 6月6日、さいたまスーパーアリーナにて、ボクシングWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が、WBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)に2回1分24秒でTKO勝ち。2019年11月の初戦は判定勝ちだったが、2年7か月ぶりの第2戦で完全決着をつけてみせた。

 世界3団体統一は日本人として史上初の快挙。あまりの“モンスターぶり”にボクシング界にも衝撃が走るなか、WBO同級王者のポール・バトラー(英国)は、早くも井上との4団体統一戦に向けて熱意を語ったようだ。現地時間6月8日、英プロモート会社『Probellum』が伝えている。

 まず、「この一戦に関するコメントや予測はもう読んだ」と始めた33歳の英戦士だが、それらの内容は「バトラーは死にたがっている」「イノウエが殺人的に勝つ」「この試合に同意するなんて死刑執行にサインするようなものだ」と自身の敗戦を予想するものが圧倒的に多かったという。

 ただ、そういった声は既に受け止めている様子で、「私は以前にも(対戦を)止められたことがある」と続け、「はっきり言っておくが、勝てると信じて試合に臨むよ。この試合に勝ち、文句なしのバンタム級世界チャンピオンになると、いつものように信じてリングに上がる」と力強く話した。

「チーム間でコンタクトが継続されるのを願っている。ドネア戦の前には、イノウエのチームが私に試合を受けるかどうか、受けるとしたらどこでやりたいか、と聞いてきた。日本でやりたいと伝えたよ。うまくいけば、我々はこのビッグファイトを実現できるかもしれない」

 その後、「10月の初めには私の準備ができるだろう」と具体的な発言もしたバトラー。はたして、世界注目の次戦はいつ開催されるのだろうか。今後もマッチメイクの行方から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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