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モータースポーツ

【F1アゼルバイジャンGP】初日8位の角田裕毅を専門メディアも称賛!「トップ10入りという素晴らしい仕事」

THE DIGEST編集部

2022.06.11

アルファタウリ勢は初日、ガスリーが6位、角田が8位と健闘を見せた。(C) Getty Images

アルファタウリ勢は初日、ガスリーが6位、角田が8位と健闘を見せた。(C) Getty Images

 F1第8戦のアゼルバイジャン・グランプリが開幕、6月10日に2回のフリー走行が行なわれた。

【関連記事】ガスリー、来季はメルセデス移籍も選択肢に!? 今季は角田裕毅にポイント先行許すも「仕事上の関係は格段に良くなった」
 アルファタウリの角田裕毅は、昨季は7位入賞を飾った良いイメージのあるこの市街地コースで、1回目(FP1)から好タイムを出し続け、最多タイの25周を走行して全体の7番手となる1分46秒696というベストタイムを計測。2回目(FP2)では24周回で、ベストタイムは1分44秒567だった(8番手)。

 FP1ではチームメイトのピエール・ガスリー(9番手)に勝ち、逆にFP2では6番手で上回られたが、両セッションで両ドライバーがトップ10入りを果たしたことは、チームにとって非常にポジティブな結果であり、アルファタウリはSNSで「全力で取り組み、ハードワークしたことが、予選に弾みをつける」と投稿するなど、自信を高めたようだ。

 角田はチームの公式サイトを通して、「今日は1日が非常にスムーズに進みました。やり遂げたことにも、ここまでの車のパフォーマンスについても、満足しています。2度のセッションで多くの重要なデータを集められたので、今夜エンジニアと一緒に分析します。安定してトップ10に入っており、中団争いでも力強さを発揮しているので、明日もこれを維持できればと思います」とポジティブに振り返り、自信も窺わせた。

 チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エッドルスは「路面のバンプが多く、ドライバーにとってはドライビングが大変」と指摘しながらも、「ショートランでもロングランでも競争力がある」と、バクーでのレースでは強みがあることを強調し、「これまでやってきたことを継続し、日曜日にポイントを獲得できることを期待したい」と、期待を寄せている。

 F1公式サイト『F1.com』が、角田とガスリーのドライビングを比較する映像記事で「グッドラップ(角田)vsグレートラップ(ガスリー)」というタイトルをつけたように、アルファタウリはこのバクーでの初日で好パフォーマンスを見せたが、ガスリーは「ライバルチームに比べると我々のダウンフォースは不十分であり、低速コーナーが多く、メカニカルグリップで走れるコースでは、車の挙動は良くなる」と、好調の理由を説明している(F1専門メディア『MOTORSPORT TOTAL.COM』より)。
 
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