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モータースポーツ

【F1アゼルバイジャンGP】初日8位の角田裕毅を専門メディアも称賛!「トップ10入りという素晴らしい仕事」

THE DIGEST編集部

2022.06.11

 昨季同様の好結果に向けて好スタートを切ったアルファタウリ、そして角田に対しては海外のメディアも好反応を示しており、イタリアの自動車専門メディア『MOTORIONLINE』は「まだ金曜だが、バクーでアルファタウリは自分自身を再発見したようだ。昨季、3位表彰台のガスリーが6番手につけただけでなく、ユウキもトップ10入りという素晴らしい仕事を果たしてみせた」と賛辞を贈り、以下のように続けた。

「日本人ドライバーはFP1で全体の7番目となる速いタイムを継続し、午後は8番手に落ちたものの、タイムは2秒も短縮された。これは、ファエンツァのチームにとって、予選で好結果を残し、レースで重要なポイントを獲得する上で不可欠なものである」

 角田については、今季の成長ぶりが各国メディアによって称賛され、レッドブルのヘルムート・マルコ顧問が先日「レッドブル・グループの来季のドライバーラインアップは決まっていると言える」と残留を窺わせるコメントを発したものだが、一方でオランダのF1専門メディア『GPBLOG』は、バクーでのフォーミュラ2でユーリ・ヴィップス、リアム・ローソン、デニス・ハウガーのレッドブル・ジュニアチーム勢が予選トップ3を独占したことを受け、「アルファタウリのドライバーたちに脅威をもたらす可能性がある」と報じた。

 しかし、今週末に角田は同じくオランダのF1専門メディアである『RN365』に対し、下部ドライバーの突き上げについて「正直、あまりプレッシャーは感じていません。これまでも、F2のドライバーたちと比べて、僕は良いパフォーマンスを発揮できていると思います」と自信とプライドを示している。

 また、セルジオ・ペレスがレッドブルとの2年間の契約延長を交わしたことについても「チェコはそれに相応しい」と認めながらも「僕にとっては、嬉しいことだとは言えません。レッドブルは、僕がドライブすることを挑戦しているチームだからです」ともコメント。「今はアルファタウリで満足しており、ここでの僕は幸せです」と付け加えるも、将来に向けての強い意思を持っていることが、今季の安定化や力強さに結びついているのだろうか。
「モナコでの過ちは繰り返さない」と、失意の週末を2度続けて送る気はないという角田が、2日目以降も満足のいくパフォーマンスを発揮し続けるか、期待を持って見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部

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