F1第9戦のカナダ・グランプリ決勝、アルファタウリの角田裕毅はパワーユニット交換で最後尾からスタートし、好タイミングでのタイヤ交換などにより11番手まで順位を上げていたが、2度目のピットインを終えた後、ウォールに直進してリタイアを喫した。
ポイント獲得も十分に狙える位置にいた中での、痛恨のミスということで、各国の専門メディアは、当然ながら厳しい評価を下しており、採点(10点満点)でも単独での最低点を与えたところも少なくない。
【関連記事】角田裕毅が「馬鹿げたミス」でリタイア。ピットアウト時のクラッシュを海外メディアは酷評!「恥ずかしいコースアウト」 英国のF1専門サイト『CRASH』は「4」で単独最低であり、寸評では「ターン2のウォールでレースを終えた角田にとって、失望に満ちたモントリオールでの週末。セーフティーカーを出動させ、レースを盛り上げたが、パワーユニット交換で最後尾からスタートしてからは忘れ去られる存在となった」と、やや皮肉も……。モータースポーツ専門サイト『THE RACE』は「2」とさらに厳しい採点(ニコラス・ラティフィと並んで最低)で、以下のように振り返っている。
「パワーユニット交換で最後尾からのスタートが決まっており、予選ではQ1でショートラン(2周)を行なったのみで、タイムも最も遅かった。レースでは前半で少し順位を上げ、ヴァーチャルセーフティーカー導入時にピットイン。48周目に2度目のタイヤ交換を行なったが、コースに戻る際にウォールに滑り込んでレースを終えた。レースのパフォーマンスは及第点のものだったが、ミスは彼の評価を大きく下落させた」
F1専門サイト『planetf1』は、「レース中盤にDRSトレインの中にいた際にはポイントの可能性があったが、48周でレースから消えた。冷えたタイヤでコースに出ようとしてコントロールを失い、ウォールに激突。彼自身、酷いミスであることを認めているが、より厳しいことを言えば、ヘルムート・マルコ(レッドブル顧問)の舌打ちが聞こえてきそうだ」と厳しく評し、採点がついた中では最低の「4」を与えた。
また、オランダのF1専門サイト『GPBLOG』の採点「3」も単独最低で、「レースは最後尾からポイント圏内を目指すことになったが、良い戦略によって11番手まで順位を上げた。チームメイト、ピエール・ガスリーの前を走っていたものの、ピットを出る際の大失敗が、彼のレースに終止符を打った」と、もったいないレースだったことを強調している。
ポイント獲得も十分に狙える位置にいた中での、痛恨のミスということで、各国の専門メディアは、当然ながら厳しい評価を下しており、採点(10点満点)でも単独での最低点を与えたところも少なくない。
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「パワーユニット交換で最後尾からのスタートが決まっており、予選ではQ1でショートラン(2周)を行なったのみで、タイムも最も遅かった。レースでは前半で少し順位を上げ、ヴァーチャルセーフティーカー導入時にピットイン。48周目に2度目のタイヤ交換を行なったが、コースに戻る際にウォールに滑り込んでレースを終えた。レースのパフォーマンスは及第点のものだったが、ミスは彼の評価を大きく下落させた」
F1専門サイト『planetf1』は、「レース中盤にDRSトレインの中にいた際にはポイントの可能性があったが、48周でレースから消えた。冷えたタイヤでコースに出ようとしてコントロールを失い、ウォールに激突。彼自身、酷いミスであることを認めているが、より厳しいことを言えば、ヘルムート・マルコ(レッドブル顧問)の舌打ちが聞こえてきそうだ」と厳しく評し、採点がついた中では最低の「4」を与えた。
また、オランダのF1専門サイト『GPBLOG』の採点「3」も単独最低で、「レースは最後尾からポイント圏内を目指すことになったが、良い戦略によって11番手まで順位を上げた。チームメイト、ピエール・ガスリーの前を走っていたものの、ピットを出る際の大失敗が、彼のレースに終止符を打った」と、もったいないレースだったことを強調している。