ラグビー

ラグビー日本代表、世界3位のフランスを相手に大善戦も歴史的初勝利はならず! 残り9分で逆転許し15-20で敗戦

THE DIGEST編集部

2022.07.09

FB山中がフランスを相手に前半2トライを挙げる。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 リポビタンDチャレンジカップ2022の日本代表対フランス代表の第2戦が7月9日、東京・国立競技場で行なわれ、20-15でフランスが勝利を収めた。

 日本は世界ランク3位のフランスを相手に、前半9分にトライ(ゴール成功)を許し、7-0とリードされるが、同12分に左サイドを破ったFB山中亮平がトライを奪い返す。
 


 その後、SO李承信のペナルティゴール(PG)で8-7と逆転に成功した日本は、前半終了間際の40分に、FLリーチ・マイケルのチャンスメイクから再び山中がエリア中央にトライ。ゴールも決まり、15-7として前半を終えた。

 迎えた後半、フランスは4分にPGで5点差に迫ると、ここから怒涛の反撃。後半20分にはさらにPGで3点を追加し2点差とする。一方の日本は何度も自陣でピンチを迎えるが、素早い帰陣と巧みなディフェンス技術でフランスのペナルティを誘い、粘り強く得点を許さない。しかし同31分、スクラムから抜け出したSHバティスト・クイユーにトライを決められ、日本はついに逆転を許してしまう。ゴールも決まり、フランスが20-15とリードする。

 日本は後半34分、敵陣に押し込むと連続攻撃から交代出場のテビタ・タタフがトライを決めたかに見えたが、TMO(ビデオ判定)により無情のノックオン判定でノートライに……。

 試合はこのまま20-15でノーサイド。日本はフランスを相手に、あと一歩まで追い詰めたものの歴史的な初勝利とはならなかった。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】前半は世界ランク3位を翻弄! 山中亮平の2トライなどで日本が15-7とリードを奪う
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