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バレーボール

バレーV1男子ジェイテクトへ移籍の柳田将洋が入団会見で語った新天地に懸ける想い「新しい自分の役割」に期待を示す

北野正樹

2022.07.12

ジェイテクトに入団した日本人選手の面々。左から西田有志、関田誠大、柳田将洋、河東祐大 写真:北野正樹

ジェイテクトに入団した日本人選手の面々。左から西田有志、関田誠大、柳田将洋、河東祐大 写真:北野正樹

 バレーボールV1男子のジェイテクトSTINGSは7月11日、前日本代表主将でサントリーを退団した柳田将洋(30)、日本代表エースの西田有志(22)、日本代表セッターの関田誠大(28)、V1リーグ2020-21年シーズン最優秀新人賞の河東祐大(24)各選手の新入団発表を名古屋市内で行った。
 

 会見冒頭でジェイテクトの立花昭人部長は、チーム作りのコンセプトについて「目指すのは世界基準のバレーボールチーム」を掲げ、①世界のクラブチームに対し互角に戦えるチーム②Vリーグや国内大会で常に優勝争いに絡むチーム③応援してくれるファンをワクワクさせるチーム――の3点を挙げた。

 そのうえで「世界と戦うには、世界を知っている選手が不可欠で、海外でのプレー経験は重要なファクター。外国人選手や国内外で豊富な経験を持った選手に加わっていただき、若い選手たちも彼らから刺激とプラスαの力をもらって、もっと強くなりたいというモチベーションにつながる」と、今回の補強の狙いを説明した。

 柳田は「同じチームでプレーをすることも重要だと思うが、キャリアの中でもう一度確認したいことや、やりたいこともあるという僕の思いと、僕を獲って日本一を狙いたい、というお互いの思いが合致した」と、移籍に至った思いを明かした。

 さらに、「日本人選手がオポジットということで、違うバレーが出来るのではないかなと。僕がアウトサイドヒッターとして攻撃の一翼を担いたいという思いが強く、一つの挑戦として新しい自分の役割も見える可能性があると思う。すべてが分かっている状況でするのが挑戦というのかといえば、そうではない。正直、これからどういうことが起きるか分からないが、経験を十分生かして自分が成長できる要素にしたい」と、新しい挑戦で新たな自分が見つかることへの期待感を示した。

 前日に終わった「FIVBネーションズリーグ2022」(VNL)予選ラウンドで活躍した関田、西田について「いち選手として非常に素晴らしい成績を残してくれたと思う」といい、ファンが期待する代表復帰については「頑張ります」と述べるにとどめた。
 
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