フィギュア

「ショーはまだ終わらない」羽生結弦の“プロ転向”表明に欧州見識者が期待!“芸術”を極めるスケーターに「大きなことの始まりだ」

THE DIGEST編集部

2022.07.19

第一線から退きプロ転向を決断した羽生に、欧州見識者は期待を寄せている。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦のプロ転向表明は日本だけでなく、早くも海外においても報じられている。

 7月19日に都内で緊急会見が開かれ、羽生は「プロのアスリートとしてスケートを続けていくことを決意しました」と宣言。今後については、「4回転半のジャンプにもより一層取り組んで、皆さんの前で成功させられることを強く考えながら、これからも頑張っていく」と意気込んだ。

 国内ではテレビ各局が中継し、ネットでも各媒体が一斉に報じ、多くの人に衝撃を与えた。かねてより羽生結弦の演技をこよなく愛した欧州衛星放送局『EUROSPORT』の名物解説者マッシミリアーノ・アンベシ氏も、この日本の報道を早くも入手しており、自身のTwitterで反応した。
【PHOTO】日本のアイス・プリンス!羽生結弦のシニアデビューから現在をプレイバック!

 同氏は、「羽生は数多くの記録と勝利に幕を下ろし、競技ではなくスケートの芸術を広めることに焦点を当てはじめる」と綴り、以下のように期待を込めた。
 
「これは何か大きなことの始まりだ!ショーはまだ終わらない」

 66年ぶりの五輪連覇(ソチ・平昌大会)をはじめ、史上初の4回転ループの成功など、これまで数々の歴史を築いてきた27歳。そんなレジェンドは果たして今後どんな"芸術"を披露してくれるだろうか。引き続き世界が注目する。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「まだまだ未熟ですけど」羽生結弦、現役引退、そしてプロスケーター転向を発表!「4回転半ジャンプにはより取り組んでいく」

【関連記事】羽生結弦のコーチが公開した"4回転半ジャンプ"の練習映像が話題に!「凄いの一言」と反響相次ぐ

【関連記事】チェン、シェルバコワらが語った"羽生結弦"とは?「真のヒーロー」「100年に一人のアスリート」と賛辞続々