現地時間11月20日、バレーボールのイタリアリーグ・セリエAで2022-23シーズン前半第8節が行なわれ、男子日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノがブルーエナジー・ピアチェンツァとホームで対戦。セットカウント2-3(18-25、25-21、25-23、22-25、13-15)でフルセットの末に惜しくも敗れた。
ミラノは石川の大きな活躍で高橋藍が所属するパドヴァとの前節に逆転勝利し暫定7位。この日の相手、勝点で並ぶ8位ピアチェンツァは、フランス代表を東京五輪金メダルへ導いた司令塔アントワヌ・ブリザールに、ブラジル代表のアウトサイドヒッター(OH)リカルド・ルカレッリ・サントス・デソウサとイオアンディ・レアル、キューバ代表のミドルブロッカー(MB)ロベルトランディ・シモンや世界選手権の優勝メンバー、イタリア代表オポジット(OP)のユーリ・ロマノらを加え大幅にパワーアップした侮れない相手だ。
【動画】石川祐希が最多19点を奪い奮闘したピアチェンツァ戦をチェック 12月末から始まるコッパ・イタリアの出場枠が前半戦で8位以内のため、勝点を積み上げたいミラノだが、当日の練習でフィジカルに問題が発生したMBアグスティン・ロセル(アルゼンチン)が急きょ欠場。マッテオ・ピアノ(イタリア)もコンディション不良のため、ミドルは同胞マルコ・ヴィテッロ1枚でのメンバー編成を余儀なくされた。石川はその難しい試合を託され先発フル出場した。
序盤からビハインドを徐々に広げられ第1セットを落としたミラノは、第2セット開始と同時にブロックでロマノをシャットアウトした石川が、パドヴァ戦で絶好調だったサーブでチームをけん引する。エースに続き、自らバックアタックを決めて2連続ブレークでチームを波に乗せると、さらに、ブロックを巧みに利用した攻撃やロングラリーでの好守で追加点に貢献。ミラノは一度もリードを譲ることなく、セットを取り返した。
第3セット序盤、相手が詰め寄る度に石川が献身的なプレーでリードを死守する。ディグでラリーに持ち込み絶好の2段トスを配球したかと思えば、安定感が抜群のレセプションでサイドアウトを演出。後半の拮抗した展開では、シモンのブロックを吹き飛ばすなど攻撃でも奮闘する石川に応え、ミラノは3選手がアタック、サーブとブロックを立て続けに決めてピンチを乗り切り勝利に王手をかけた。
ミラノは石川の大きな活躍で高橋藍が所属するパドヴァとの前節に逆転勝利し暫定7位。この日の相手、勝点で並ぶ8位ピアチェンツァは、フランス代表を東京五輪金メダルへ導いた司令塔アントワヌ・ブリザールに、ブラジル代表のアウトサイドヒッター(OH)リカルド・ルカレッリ・サントス・デソウサとイオアンディ・レアル、キューバ代表のミドルブロッカー(MB)ロベルトランディ・シモンや世界選手権の優勝メンバー、イタリア代表オポジット(OP)のユーリ・ロマノらを加え大幅にパワーアップした侮れない相手だ。
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序盤からビハインドを徐々に広げられ第1セットを落としたミラノは、第2セット開始と同時にブロックでロマノをシャットアウトした石川が、パドヴァ戦で絶好調だったサーブでチームをけん引する。エースに続き、自らバックアタックを決めて2連続ブレークでチームを波に乗せると、さらに、ブロックを巧みに利用した攻撃やロングラリーでの好守で追加点に貢献。ミラノは一度もリードを譲ることなく、セットを取り返した。
第3セット序盤、相手が詰め寄る度に石川が献身的なプレーでリードを死守する。ディグでラリーに持ち込み絶好の2段トスを配球したかと思えば、安定感が抜群のレセプションでサイドアウトを演出。後半の拮抗した展開では、シモンのブロックを吹き飛ばすなど攻撃でも奮闘する石川に応え、ミラノは3選手がアタック、サーブとブロックを立て続けに決めてピンチを乗り切り勝利に王手をかけた。