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「誰が予想しただろうか」坂本花織の首位からの5位転落に海外メディアも驚愕!「最も過酷なスケート」

THE DIGEST編集部

2022.12.11

まさかの5位に終わった坂本。海外メディアからは心配の声が相次いだ。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

まさかの5位に終わった坂本。海外メディアからは心配の声が相次いだ。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 現地時間12月10日、イタリア・トリノで開催されているフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは、女子フリースケーティング(FS)を実施。ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(シスメックス)は116.70点と苦戦し、合計192.56点でトータル5位に転落した。

【動画】SPは首位発進!ISUが公開した坂本花織の華麗な滑りをチェック

 SP2位の三原舞依(シスメックス)と1.28点の僅差で迎えたこの日は、冒頭のダブルアクセルを決めるも、続く3回転ルッツでバランスを崩す。以降も3回転を予定していたフリップが2回転、ループが1回転になるなど、らしくないミスが相次ぎ、これには坂本も演技終了後、ぼう然とした表情を浮かべていた。

 これを受け、カナダ紙『The Globe and Mail』の元記者で現在、スポーツジャーナリストとして活動しているベバリー・スミス氏は、「世界タイトルを手にした昨季のカオリ・サカモトと違う」とツイート。「プレッシャーか?足元がしっかりしていないのか?」と問いかけつつ、まさかの結果に「誰が予想しただろうか」と反応している。

 また、海外の専門メディア『Golden Skate』は、「最も過酷なスケートを終え、報道陣の前に姿を現してくれたサカモト」と呟いたうえで、会見に応じた際の写真を掲載。坂本の気持ちに寄り添い、「我々は彼女を強く抱きしめ、きっと強くなって帰って来ると伝えたい」と綴っていた。
 
 さらに、別の専門メディア『Inside Skating』は、「サカモトの滑りは素晴らしいものではなかった。昨日のショートプログラムでエネルギーを使い果たしたのだろうか?」とツイート。「(坂本は)疲れているように見える。朝の練習でもあまりいい感じではなかった」と印象を記している。

 今月22日からは、大阪・東和薬品RACTABドームで開催の全日本選手権に出場を予定している坂本。今回は悔しい結果となったが、また次戦で100パーセントの姿を見せてくれると期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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