現地時間12月10日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは、男女フリースケーティング(FS)を実施。男子ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が204.47点、合計304.46点で金メダルを手にすると、女子SP2位の三原舞依(シスメックス)も133.59点、合計208.17点で逆転し、表彰台のトップに立った。
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それぞれ今回がGPファイナル初制覇となったが、日本勢がアベック優勝を果たすのは、2012年(高橋大輔、浅田真央)、13年(羽生結弦、浅田真央)に続く9年ぶり3度目の快挙。また、9日にペアを制した“りくりゅう”こと三浦璃来/木原龍一(木下グループ)を加えれば、日本フィギュアスケート界にとって史上初の“ファイナル3冠”だ。
この結果を受け、米放送局『NBC Sports』などに寄稿していたニック・マッカーベル記者は自身のツイッターを更新。「チームジャパンにとってなんという週末だろう」と書き始め、「男子シングルでウノ、女子シングルでミハラ、ペアでミウラ/キハラが優勝し、トリノでの3種目を制覇した!」と興奮気味に結果を伝えている。
加えて、同放送局の五輪専門ツイッター『NBC Olympics』は、男子の結果に対して、「ショウマ・ウノが優勝し、日本がまたしても金メダルを手にした!」と反応すれば、女子の結果にも、「マイ・ミハラがGPファイナルを制し、日本にもう1つの金メダルだ!」とコメント。日本勢の止まらない活躍ぶりに称賛の声が相次いだ。
なお、その他の日本勢で表彰台に立ったのは、男子SP2位から179.49点、合計274.35点をマークし、銀メダルを手にした山本草太(中京大)。ジュニア女子では、14歳の島田麻央(木下アカデミー)がSP、FSともに1位で初優勝を果たし、ジュニア男子では、18歳の吉岡希(法政大)がSP5位から逆転3位に食い込んでいる。
構成●THE DIGEST編集部
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