フィギュアスケート女子シングルのエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が今月17日に26歳の誕生日を迎えた。現地17日、ロシアフィギュアスケート連盟のオフィシャルホームページにリーザ(トゥクタミシェワの愛称)が登場し、独占インタビュー記事が掲載された。
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記事のなかには、今季のフリースケーティングのプログラムや注目ポイント、キャリアを長く続けるモチベーションやチームメイトの存在について語っている。
「(今季のフリープログラム)イーグル・クルトイ作曲の『孤独』は、これまで日本のような東洋をテーマにしたプログラムとは、全く違うものでした。期待されていないこと、見たことがないことに自分が挑戦するのは面白いし、それが評価されたのはとても良かったと思います。新しいイメージを具現化し、巻き起こすことができる。そのイメージは本当に身近なものであることを、みんなに知ってもらえたと思います」
今季シニア12年目を迎えるトゥクタミシェワ。長いキャリアによって演技の質に磨きがかかり、高い精度を誇るトリプルアクセルや4回転ジャンプの習得も目指している。今季も4回転ジャンプを武器とする10代の若いスケーターたちと未だトップレベルで争う実力をキープしている。
しかも、26歳という年齢は近年10代後半から20代前半で競技を退くロシアスケーターのなかでは、より“異彩”を放っていると言える。彼女は「自分のなかに眠っている可能性、もっとこうしたいという思い、それを実現したいのです。あとで後悔しないためにね」と述べている。
ロシア国内ではリーザ(女帝)という愛称で人気を集めるトゥクタミシェワだが、その人気は国内だけに留まらない。今季GPファイナルを初優勝した日本の三原舞依は彼女を“憧れ”のスケーターだと尊敬しており、国内外の現役スケーターらにも多大な影響を与えている。
現役を長く続けるモチベーションについて、トゥクタミシェワは「まだやれる気がする」と語り、それはコーチを含めたチームメイトの存在が大きいと語っている。
「コーチやチームなどの周囲の環境も大きな役割を担っています。なんといっても、とてもいいチームですからね。チームの存在は、私がフィギュアスケートというスポーツを続ける理由の一つでもあります。アレクセイ・ミーシンコーチ、チームメイト、私の身体能力。これら全てが一体となって、このように現役を長く続けていける結果をもたらしたのです」
最後に5年後、10年後の自分はどうなっているのか、という質問には「なんだろう」と悩みながらも、「18歳の時は26歳になったら変わっているだろうと思っていましたが、時間が経っても、少なくとも肉体的には変わっていません。それはいいことだと思います。氷の役割もあるのでしょう。『リフティング効果』は永久ですね」と笑いながら答える。
「自分に自信があり、フィギュアスケート以外のことでも成功していて、スポーツ以外のこともできるし、それが得意だという意識が明確になっていることが大事だと思う」
26歳を迎えたトゥクタミシェワは、現地20日から25日に開催されるロシア選手権(クラスノヤルスク)に出場する。通算15回目の出場でカミラ・ワリエワ(16)やアレクサンドラ・トゥルソワ(18)、ソフィア・アカチエワ(15)ら10代の4回転ジャンパーと国内ナンバー1を争う。
女帝の戦いは、これからも続く――。
構成●THE DIGEST編集部
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記事のなかには、今季のフリースケーティングのプログラムや注目ポイント、キャリアを長く続けるモチベーションやチームメイトの存在について語っている。
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今季シニア12年目を迎えるトゥクタミシェワ。長いキャリアによって演技の質に磨きがかかり、高い精度を誇るトリプルアクセルや4回転ジャンプの習得も目指している。今季も4回転ジャンプを武器とする10代の若いスケーターたちと未だトップレベルで争う実力をキープしている。
しかも、26歳という年齢は近年10代後半から20代前半で競技を退くロシアスケーターのなかでは、より“異彩”を放っていると言える。彼女は「自分のなかに眠っている可能性、もっとこうしたいという思い、それを実現したいのです。あとで後悔しないためにね」と述べている。
ロシア国内ではリーザ(女帝)という愛称で人気を集めるトゥクタミシェワだが、その人気は国内だけに留まらない。今季GPファイナルを初優勝した日本の三原舞依は彼女を“憧れ”のスケーターだと尊敬しており、国内外の現役スケーターらにも多大な影響を与えている。
現役を長く続けるモチベーションについて、トゥクタミシェワは「まだやれる気がする」と語り、それはコーチを含めたチームメイトの存在が大きいと語っている。
「コーチやチームなどの周囲の環境も大きな役割を担っています。なんといっても、とてもいいチームですからね。チームの存在は、私がフィギュアスケートというスポーツを続ける理由の一つでもあります。アレクセイ・ミーシンコーチ、チームメイト、私の身体能力。これら全てが一体となって、このように現役を長く続けていける結果をもたらしたのです」
最後に5年後、10年後の自分はどうなっているのか、という質問には「なんだろう」と悩みながらも、「18歳の時は26歳になったら変わっているだろうと思っていましたが、時間が経っても、少なくとも肉体的には変わっていません。それはいいことだと思います。氷の役割もあるのでしょう。『リフティング効果』は永久ですね」と笑いながら答える。
「自分に自信があり、フィギュアスケート以外のことでも成功していて、スポーツ以外のこともできるし、それが得意だという意識が明確になっていることが大事だと思う」
26歳を迎えたトゥクタミシェワは、現地20日から25日に開催されるロシア選手権(クラスノヤルスク)に出場する。通算15回目の出場でカミラ・ワリエワ(16)やアレクサンドラ・トゥルソワ(18)、ソフィア・アカチエワ(15)ら10代の4回転ジャンパーと国内ナンバー1を争う。
女帝の戦いは、これからも続く――。
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