ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは年内最後のビッグマッチ『STARDOM DREAM QUEENDOM 2022』12.29東京・両国国技館大会を開催した。

　メインイベントでは、団体最高峰の赤いベルトこと『ワールド・オブ・スターダム選手権』が行なわれ、チャンピオンの朱里に、5☆STAR GP2022覇者のジュリアが挑戦した。
【動画】残り９秒で決めた！ジュリアが新王者に輝いた瞬間をチェック

　朱里はジュリアに誘われてスターダムマットに参戦。ドンナ・デル・モンド（DDM）の同僚として、タッグチームでは、アリカバとして活動していたが、昨年12月の両国大会で朱里がジュリアより先に赤いベルトを奪取したことから、二人のパワーバランスが完全に崩れ、朱里はMIRAIとともにDDMから独立。壮麗亜美を加えた新ユニット、“ゴッズアイ”を作っている。
  　試合はお互いに知り尽くした仲だけに、序盤から拮抗した展開になった。3.27両国大会でも朱里に挑戦しているジュリアはユニットのリーダーとしても負けられない戦いだけに、朱里の厳しい攻撃を跳ね返していく。

　終盤、ジュリアはハイキックからランニング・パワーボムを放つもカウントは2。変型パイルドライバーもカウント2で返した朱里は、パッケージジャーマンを放つと朱世界の体勢へ。これをジュリアが回避すると、リストクラッチ式バックドロップを炸裂させ、一気にノーザンライトボム。さらに変型のノーザンライトボムが決まり、カウント3を奪う。残り時間9秒で、ついにジュリアが赤いベルトを戴冠した。