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伊藤美誠を撃破した“高3”の横井咲桜が4強入りに中国メディアも注目! 止まらない躍進に太鼓判「地位を揺るがし始めた」

THE DIGEST編集部

2023.01.28

優勝候補であった4強に入った伊藤美を破った横井。彼女の快進撃には“大国”中国からの注目度も増している。写真:長田洋平/アフロスポーツ

優勝候補であった4強に入った伊藤美を破った横井。彼女の快進撃には“大国”中国からの注目度も増している。写真:長田洋平/アフロスポーツ

 1月28日、東京体育館で開催されている『全日本卓球選手権大会』は、大会6日目を迎え、女子シングルスの準々決勝を実施。前日に第1シードで、優勝候補の一角だった伊藤美誠(スターツ)から大金星を挙げていた18歳の横井咲桜(四天王寺高)は、出雲美空(サンリツ)をゲームカウント4-2で撃破。自身初となるベスト4入りを果たした。

“絶対女王”を破っての4強入りには、“卓球王国”からも熱視線が注がれている。現地1月28日に中国メディア『澎湃新聞』は、一本の特集記事を掲載。前回女王として臨んでいた伊藤の敗戦に触れながら、「日本卓球界の新たな“2000年代”が彼女の座を奪う」と銘打ち、さらなる若い世代が、これまで上位に立っていた選手たちの地位を「揺るがし始めた」と指摘している。

 21年のインターハイでは、女子シングルス、女子ダブルス、女子学校対抗の3冠王に輝いている横井。記事内では、そんなニューヒロインについて、「日本のメディアからも“新世代を担う実力者”として認知されている」と紹介。そのうえで今大会の快進撃を受け、「彼女がどれほど強力な存在であるか、外の世界も認めるところとなった」と、驚きを持って報じた。
 
 さらに同メディアは、ベスト4の顔ぶれにも注目。90年代生まれが石川佳純(全農)のみで、早田ひな(日本生命)は00年生まれ、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)と横井は04年生まれという点をふまえ、「00年代に突入した」と指摘。そして、08年生まれの張本美和(木下アカデミー)の存在にも「頭角を表している」と触れている。

 なお、上昇気流に乗っている横井は、29日の準決勝で同い年の木原と顔を合わせる。注目の高校3年生対決となるが、果たしてどのような戦いが繰り広げられるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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