陸上十種競技選手のウォロディミル・アンドロシュチュクさん（ウクライナ）が、ロシア軍の攻撃により死亡したことが判明した。

　イギリスの国際通信社『Reuters』によると、アンドロシュチュクさんは、自ら志願して軍隊に入り、犠牲になったという。この訃報を受け、女子テニス選手のエリーナ・スビトリーナ（ウクライナ）がSNSを通じて悲痛のメッセージを発信した。

「オリンピックはアスリートにとって最大の夢であり究極の特権だ。ウクライナ陸上界の期待の星であるウォロディミル・アンドロシュチュクは悲しいことに戦死した。彼はもう夢を叶えられない」
  　また、国際オリンピック委員会（IOC）が、ロシアとベラルーシの選手の国際大会復帰を条件付きで検討する方針を示していることにも言及。スビトリーナは、彼らは出場すべきではないと意見を述べている。

「なぜロシアとベラルーシの選手は、自国の政府が罪のない人々や選手からチャンスを奪っているのに、チャンスを得ることができるのか」

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「馬鹿げている！」「ボイコットも辞さない」IOCが明かした“ロシア復帰案”に五輪メダリストらも猛反発！

【関連記事】雪崩に巻き込まれて亡くなったスキー元世界王者。同伴者が「最悪の悪夢だった」と明かした直前の真相

【関連記事】米元世界王者が長野の雪崩で死亡。妻は「日本で最高の走りをしていた」と哀悼のメッセージ