専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
格闘技・プロレス

「いつか必ず道が交わる日が来るって 信じてた」ジュリア、かつての“妹分”鈴季すず相手に赤いベルト初防衛!

THE DIGEST編集部

2023.02.05

妹分の鈴季すずを相手に赤いベルトを防衛したジュリア。(C) FUZKI

妹分の鈴季すずを相手に赤いベルトを防衛したジュリア。(C) FUZKI

 ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは『スターダム12周年記念STARDOM Supreme Fight 2023~おおきにスターダム~』2.4大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場大会を開催した。

【画像】「イイオンナ感がハンパない」ジュリアが披露した“煌びやかな振袖”姿はこちら!
 メインイベントでは、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム選手権試合が行なわれ、チャンピオンのジュリアにプロミネンスの鈴季すずが挑戦。昨年1月に開催された愛知・ドルフィンズアリーナ大会でプロミネンスがスターダムに殴り込みをかけて以来、アイスリボン時代は姉妹のような関係だったジュリアとすずは抗争を繰り広げ、昨年の5★STAR GP 2022ではついにシングル戦が実現するも、時間切れ引き分けに終わっている。

 すずは「1年前スターダムに上がったとき、私はジュリアにとてつもない憎しみをぶつけた。3年前、ずーっと一緒に生活してた、姉のように慕ってたジュリアが突然、消えた。そんなジュリアに対して、人間として、妹として、憎しみしか感じられなかった。でも、5★STARでジュリアとシングルして15分間で3年のすべてをジュリアにぶつけて、気づいたらもう憎しみとか恨みとか、どっか行っちゃってたなって。いまの私は、ジュリアをプロレスラーとして尊敬してる。でも、それ以上にプロレスラーとしてジュリアを超える自信がある。3年前に大好きな大好きなジュリアが突然消えて、ひっどい目に遭ったよ。でも、鈴季すずはそれを乗り越えてこんなに強くなった。だから今度は、私がオマエからその赤いベルトを取って、オマエのことを痛い目に合わせてやるから覚悟しとけよ」と5★STAR GPで対戦したことにより、心境に変化があったことを明らかにした。

 一方のジュリアも「去年シングルやって15分間闘って、もう因縁はないって言ってたけど、でもさあ、すずはあんなもんじゃないよねえ。すずは、う~ん、もっとすげえ選手なんだよなあって。なんかそう思うんだよね。まだまだスターダムで見せてない部分もある。まあそんな天才肌でプロレスの申し子みたいなすずとこうやってこういうシチュエーションでお互いの全力ぶつけて、お互いのプロレス、レスリングをしっかりぶつけ合う、そういう勝負がこの試合でできるんじゃないかなって私は思ってます」と既にわだかまりのようなものはないようだ。

 ジュリアは新しいテーマ曲で入場。試合はお互いにグラウンドでの攻防を見せる静かな立ち上がりを見せた。
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号