体操女子で東京五輪代表の平岩優奈が２月14日、公式インスタグラムを更新。現役引退を発表した。
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　鮮やかなグリーンのレオタード姿で登場した24歳は、「突然のご報告となりますが、平岩優奈は現役選手を引退しました」と書き出し、現在の心情を吐露した。

　まず、冒頭で「もう一度私の演技を見たいと言ってくれた方、復活を待ってくださった方、選手として私を応援してくださった方には、突然のご報告となってしまい申し訳ありません」と関係者やファンに謝罪をするとともに、引退の理由を明かした。

「理由と致しましては、体操人生の目標であったオリンピックや世界選手権に出場できたのでその点においては夢を叶えられて良かったのですが、その後のモチベーションの維持が難しくなったため引退することを決めました。正直辛いことの方が多かったけど、オリンピックという大きな目標を叶えることが出来て本当に良かったです」

　平岩にとって2021年の東京五輪は、やっとの思いで掴んだ切符だった。「オリンピックまでの２年間は人生をかけて体操できていたと胸を張って言えます。人生をかけるくらい本気で体操をさせてくれた先生にはすごく感謝しています」と謝意を示した。

　また、2014年の世界選手権には代表に選出されるも、練習中の怪我により離脱。2021年の同大会ではリベンジを果たしたため、「2014年に怪我で世界選手権の代表から外れてしまいましたが、そのリベンジもできたと思います。満足のいく結果ではなかったけど、大きくのびのびと楽しく演技できました」と振り返った。
  　現在は、YouTuberとして活躍している平岩。「ものすごい体操人生でしたが体操に出会えて、たくさんのことを学び色々な経験ができて幸せです。私の体操人生で指導してくださった先生方、家族、サポートしてくださった方々本当にありがとうございました！幸せな体操人生でした。第２の人生も私らしく楽しんで頑張ります」と決意を新たにした。

構成●THE DIGEST編集部

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