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格闘技・プロレス

「プロレスって怖いよな」高橋ヒロムが本音を吐露。石森太二の“アクシデント”を気遣うも「怖くてスゲェや!でも楽しいから!」【新日本BOSJ】

THE DIGEST編集部

2023.05.22

石森との試合後、ヒロムは“プロレスの怖さ”について語った。(C) 新日本プロレス

石森との試合後、ヒロムは“プロレスの怖さ”について語った。(C) 新日本プロレス

 新日本プロレスは毎年恒例のジュニアヘビー級最強戦士決定戦『BEST OF THE SUPER Jr.30』(BOSJ)5.21東京・後楽園大会を開催した。セミファイナルでは、Aブロック公式戦では注目の2人が対峙。高橋ヒロム(5勝2敗=10点)と石森太二(5勝2敗=10点)の同点対決が実現した。

 これまで幾度となく死闘を繰り広げてきた2人。試合は序盤からからシリアスかつスピーディーな展開で、一進一退の攻防を繰り広げる。レベルの高い攻防で、場内は沸きまくっていたが、ヒロムのヒロムちゃんボンバーと、石森のラリアットが相打ちになると、後者は肩を押さえて起き上がれない。

 異変に気付いたレッドシューズ海野レフェリーが、石森の肩を確認すると、試合続行不可能と見なしてレフェリーストップ。ヒロムが不完全燃焼ながらも勝利を収めたが、手を挙げようとするレフェリーを拒否。石森に何やら言葉をかけてからバックステージへ去った。
 
 バックステージでヒロムは「改めて、改めて思い知った。プロレスって怖いよな。何があるか分かんねぇよな。そりゃこんだけハードなことやってんだ。壊さねぇほうがおかしい」と吐露した。

 続けて、「でも、だからってオレと石森さんはこれで終わりじゃない。そんなの見てるみんな、やってるオレらが一番分かってるでしょう」と試合中のアクシデントで、場合によっては残りのシリーズを欠場する可能性もある石森を気遣っていた。最後は「改めて思い知った。プロレスって怖くて、怖くてスゲェや!でも楽しいから!何回も…」と言葉を残し、控室へ消えた。

 ヒロムは5.23エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場大会で、ティタンと対戦し、公式戦の全てを終了する。Aブロックはヒロム、リオ・ラッシュ、マイク・ベイリーの3選手が12点で首位に並んでいる。

◆新日本プロレス◆
『BEST OF THE SUPER Jr.30』
2023年5月21日
東京・後楽園ホール
観衆 1436人(札止め)
▼BEST OF THE SUPER Jr.30 Aブロック公式戦(30分1本勝負)
○高橋ヒロム【12点】(10分31秒 レフェリーストップ)【10点】石森太二●
※TIME BOMB

文⚫︎どら増田

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