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女子100m障害で“順位誤表示”のアクシデント。陸連は「判定中の記録が大型映像に出力されてしまった」と説明

THE DIGEST編集部

2023.06.04

100mHのレース後の選手たちの様子。腰ナンバー7が福部。提供:日本陸上競技連盟

100mHのレース後の選手たちの様子。腰ナンバー7が福部。提供:日本陸上競技連盟

 陸上の日本選手権が大阪・ヤンマースタジアム長居で行なわれている。6月3日に実施された女子100メートル障害決勝では、選手の心をかき乱すアクシデントが起きた。

 福部真子(日本建設工業)、寺田明日香(ジャパンクリエイト)、青木益未(七十七銀行)、田中佑美(富士通)の4選手がほぼ横一線でフィニッシュした同種目。直後に電光掲示板に示されたトップは福部だった。

 嬉し涙を流した福部だったが、その後の公式結果では4位に転落。世界選手権の即内定を掴めず、悔しさを全面に出した。これには接戦を制した寺田は「選手もショックを受けちゃうので、しっかり見て判断していただけたらと思う」と苦言を呈した。
 
 その後、日本陸上競技連盟はこの件の状況説明をした。

「LIVEリザルト(判定中)における福部真子の1着の表示は、写真判定員の着順判定中の記録が大型映像に出力されてしまったため、正式な着順、記録とは違うものが一時表示された。しかし、OFFICIAL リザルト(確定)では正式な着順に訂正し、リザルトを確定した」

 そして「補足:LIVE リザルト(判定中)はあくまで判定途中のリザルトであり、最終的な正式リザルトは OFFICIAL リザルト(確定)として表示している」と付け加えた。

構成●THE DIGEST編集部

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