バレーボールの国際大会『ネーションズリーグ(VNL)』の開幕直前に男子日本代表に異変が生じた。6月5日に発表された14人の登録メンバーから、直前までAチームに帯同していた麻野堅斗(早稲田大)が外れ、代わりにBチームにいた富田将馬(東レアローズ)が名を連ねたのだ。
3日に行なわれた中国との親善試合にB代表で出場していたアウトサイドヒッターを緊急招集した理由をフィリップ・ブラン監督が説明した。
「先週、石川が肘の感染症にかかってしまった。幸運にもメディカルスタッフが良く働いてくれたので、今は快方に向かっています。ロスターを決断するときには分からなかったので、念のため5枚目のレシーバーを入れようと。5枚目のレシーバーを決めるときに重視した条件は、パスの技術が一番高い選手。現時点で、パスの精度が高いのが富田だった」
4日の夜に名古屋の地に降り立った25歳は、月曜日の練習後、「本当に急だったので嬉しい反面、大丈夫かなという不安はあった」と胸の内を語るも、「こっち(Aチーム)に来て、『明日試合なんだ!』と思って気が引き締まりました。良い意味でピリピリしている。試合に向かっていくぞという雰囲気」と早くもスイッチを入れ替えている。
6日に行なわれる開幕戦の相手は、アジアのライバル・イランだ。思わぬアクシデントに対応する形でA代表に合流した富田は、「世界ランキングにも関わってきますし、負けられない相手だと思う。自分が出た時にはチームを盛り上げて、貢献できるように頑張っていきたい」と力を込めた。
取材・文●永野祐吏(THE DIGEST編集部)
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