格闘技・プロレス

新日本から辻陽太がノアに登場!『G1』で対戦の清宮海斗を視察「今日は緑のマッチ棒の試合を見に来ました」

どら増田

2023.06.24

リングサイドを陣取った辻陽太。写真●NOAH

 プロレスリング・ノアは『STAR NAVIGATION 2023』6.22東京・後楽園ホール大会を開催した。第4試合では、清宮海斗&HAYATA&Eitaと小川良成&LEONA&藤村加偉による6人タッグマッチが実現。Eitaに戦線布告したドラディションのLEONAとの絡みが注目されるカードだったが、試合前に新日本プロレス、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの辻陽太が来場。リングサイドを陣取った。
 

 辻は新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス』で、ノアから乗り込む清宮と同じAブロックにエントリー。開幕戦の7.15北海道・北海道立総合体育センター・北海きたえーる大会で激突する。そんな中始まった試合はEitaとLEONAが激しくやり合う中、清宮は藤村を攻め立てて、最後はタイガースープレックスから変型のタイガードライバーを決めてカウント3。これを見た辻はニヤニヤとしながらリングに近づくも「(Aブロックは)SANADA以外の海野(翔太)、辻には興味がない」とキッパリ話している清宮はこれを完全無視。ノアの大会を欠場してまで『G1』に乗り込むだけに、予選での敗退は許されない。

 バックステージで清宮は「目障りというか、ポッと出の辻が来て、来場して、話題にならないし、話題にしてほしくない。やり取りされて、小物が駆け引きなんかすんなって。何にもないですよ。眼中にないんだから」と怒りの形相を見せると、辻は「今日は緑のマッチ棒の試合を見に来ました。一言いってもいいですか? 緑のマッチ棒くん、いや、きよぴー。君はどうやらノアのアイドルのようだね。君とはまともに話すことができなさそうだから、わざわざここまで来てやったよ」と来場した理由を明らかにすると「でも残念ながら、きよぴーは今、新日本で最もホットな男、俺に興味ないんだろ? せっかくG1に出るのに、SANADAにしか興味がないんだろ? SANADA戦に向けてせいぜい頑張ってくださいよ。一つだけ。俺とお前の違いはこういうとこだぞ?」と清宮へのダメ出しをしてからニヤニヤと帰っていった。

 ノアには辻のような不気味な選手がいないだけに、清宮は大会終了後も自身のTwitterを更新「ポッとでの辻が来たところで、話題にならないし、話題にしないでほしい。もうエントリーも決まってんだから、小物が駆け引きなんかするなって話です。眼中にないんだって」と苛立ちを隠せない様子。しかし、辻が行動を起こしたことにより、話題になってしまうのは当然の流れであり、そこに腹を立てれば立てるほど、辻はしてやったりとニヤニヤするはずだ。

 清宮は気を抜くとSANADA戦を前に終戦を迎えてしまう可能性もあるだけに、ここは一旦冷静になる必要があるだろう。

◆プロレスリング・ノア◆
『STAR NAVIGATION 2023』
2023年6月22日
東京・後楽園ホール
観衆 1022人
▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)
○清宮海斗&HAYATA&Eita(12分24秒 エビ固め)小川良成&LEONA&藤村加偉●
※変型タイガードライバー

文⚫︎どら増田
【動画】辻陽太が電撃視察! 場内騒然の来場シーン

【動画】IWGP王者を追い詰めた辻陽太の不気味な笑顔

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