バレーボール

主将・石川祐希が「3部門」を独占!快進撃を続ける日本代表は「7部門中5つ」でトップ【男子バレーVNL】

THE DIGEST編集部

2023.06.24

その言動でもチームを引っ張る石川祐希は、ベストスコアラー含む3部門でトップにつけている。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する男子の『ネーションズリーグ(VNL)』で、度肝を抜く快進撃を続ける日本代表。その勢いが、大会特設サイトでとんでもない事態を引き起こしている。

 日本は、同大会の予選ラウンドで東京五輪金メダリストのフランスのほか欧州の難敵を倒し、中米の鳥人軍団キューバからも白星。現地6月22日には、30年ぶりにブラジルを撃破して、現在開幕から無傷の7連勝中だ。

 日本の成長ぶりはすでに周知の事実。それでも、海外諸国の代表とフィジカル面で対等とは言い難いアジアの一国が、世界ランク2位(対戦時)のブラジルをひざまずかせたことは、バレー界に大きな衝撃を与えた。

 そしてその試合直後、FIVBが運営する大会特設サイトの個人ランキング全7部門のうち5部門を日の丸勢が占めたのだ。(順位は日本時間6月23日付)各部門で首位の選手をユニホーム姿の写真で掲載。一際大きな写真のベストスコアラーとなったのが石川祐希だ。日本代表の主将は、ベストアタッカーとベストレシーバーでも首位を獲得して3部門を制覇。凛々しい表情の背番号14がずらりと並んだ。サーブ部門では、首位とわずか2本差の3位にランクインしている。

【動画】3部門でトップに!石川祐希の好プレー集

 そして、石川とともにこのページを飾ったのは、日本の快進撃を間違いなく支えている2人。ベストセッターの関田誠大とベストディガーの山本智大だ。身長175cmの関田は、米国代表マイカ・クリステンソンやブルガリア代表ゲオルギ・セガノフら190cm台の司令塔を抑え堂々たるトップの座についた。山本はレシーブでも4位につけている。
 
 大会はまだ続くため順位の変動があるだろう。それでも、龍神NIPPONのユニフォームカラーであるVレッドに占有されたページは、思わずスクリーンショットに納めたくなる。

 日本代表からは、高橋藍がスコアとアタックで5位タイ、ディグ5位、レシーブ10位と複数部門でトップ10入りを果たした。

 なおサーブ部門の首位ティネ・ウルナウトと、唯一日本代表が上位にランクインしていないブロック部門の首位ヤン・コザメルニクのスロベニア代表コンビは、ともにイタリア・セリエAミラノ所属で石川のチームメイトであった。

 日本代表は、日本時間6月24日のアルゼンチンとの対戦で、フランスでの予選ラウンド2週目が終了。3週目はフィリピン・パサイへ会場を移して、強豪イタリアとポーランドを含む4試合を戦う。

構成●THE DIGEST編集部

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