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格闘技・プロレス

「試合したくなったでしょ?」スターライト・キッドが強烈パッション注入され敗北も“ナナモモ”復帰を熱望!「今のスターダムなら面白い」

どら増田

2023.07.03

キッド(右)は高橋(左)とのパッション注入戦に敗れたが、試合後には中西百重(中央)さんにリング復帰を熱望した。(C)STARDOM

キッド(右)は高橋(左)とのパッション注入戦に敗れたが、試合後には中西百重(中央)さんにリング復帰を熱望した。(C)STARDOM

 女子プロレス団体最大手のスターダムがビッグマッチ『STARDOM MidSummer Champions 2023~真夏の王者たち~』7.2神奈川・横浜武道館大会を開催。第4試合では、女子プロレス界の人間国宝こと高橋奈七永が、後輩相手に「パッション注入マッチ」を行ない、大江戸隊のスターライト・キッドと対峙した。

 6.4東京・後楽園ホール大会で、キッドが逆指名する形で対戦カードが決定した。キッドは奈七永が全日本女子プロレス時代にタッグを組み、一世を風靡した“ナナモモ”の相方で、スターダムのリングでも何度か限定復帰している中西百重さんから、モモ☆ラッチを伝授されるなど、奈七永対策を練り、この試合に臨んだ。
 
 試合は奈七永を「昔のプロレスラー」と言い切ったキッドが中西さんをセコンドにつけるも、奈七永はキッドより中西さんを意識する。そんな奈七永に「相手はこっちなんだよ!」と振り向かせて、キッドは果敢に攻めていく。

 キッドは普段、大江戸隊で見せるようなラフ殺法を封印し、持ち得る技を次々と奈七永にぶつけると、奈七永はそれらをしっかりと受け止めたうえで、パワーで対応していく。最後はキッドのムーンサルトを剣山で回避した奈七永が、ジャパニーズ・オーシャン・クインビーボムからのワンセカンドEXでカウント3を奪った。敗れはしたものの、モモ☆ラッチを決めるなどキッドの覚悟が伝わるような素晴らしい試合だった。
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