ナウリーダーがニューリーダーの勢いを止めた。

　女子プロレス団体スターダムは『STARDOM in KORAKUEN 2023 Jul.』7.9東京・後楽園ホール大会を開催。メインイベントでは世代闘争イリミネーションマッチ、中野たむ＆岩谷麻優＆ジュリア＆朱里のナウリーダーと、上谷沙弥＆MIRAI＆舞華＆鈴季すずのニューリーダーが全面対決第２弾を繰り広げた。試合は両軍ともにもつれ合う中、最後に残ったジュリアと舞華のDDM対決が実現。ジュリアが一瞬の隙を突いて雁之助クラッチをガッチリ決めてカウント3。血気盛んなニューリーダーたちを封じ込めている。

　試合後、収まらないニューリーダーはすずが舞華に突っかかると、舞華はすずに「オマエ5★STAR上がって来いよ、決勝。そこで、テメエと決着つけてやるよ」と5★STAR GP決勝での対戦を要求した。その後、たむが上谷を、すずが朱里を、ジュリアは舞華を5★STARの舞台での対戦に向けて挑発。ジュリアは「5★STARここで（ジュリアvs舞華）やるよね、後楽園で、9月9日…。9月9日、ここ後楽園ホールでほかに、上谷対朱里、すず対ブス（たむ）、そして私と舞華も。だから、いいじゃん、この抗争もよくわからないから、9月9日の5★STARの公式戦、世代闘争三番勝負的な感じでどうでしょうか？」と今度はシングルでの世代闘争を提案。最後は岩谷が音頭をとり、それぞれのユニットの締め言葉を豪華リレー。

【スターダムPHOTO】岩谷麻優、上谷沙弥、中野たむ、スターライト・キッド…リングを華やかに彩る美女戦士の厳選フォトを一挙公開！ 　バックステージでジュリアは「世代なんちゃら、みんな強かったけど、ジュリアは…見て、二冠チャンピオン。STRONGのベルトも取ってきたことだし、これから5★STARも迎えるということだし。絶対負けられない闘いでした。まだまだ勝ちを譲るわけにはいかないんです。ただ5★STARで当たるあいつらもそうだし、今日組んだやつらもそう。私はしっかり私の闘いを見せて、そしてIWGPとストロングのベルトの差も違いも、私なりの防衛ロードで見せつけて、世代を交換するとかじゃないの。私は私のやり方で先にどんどん進んでいくだけ。アリベデルチ、またな。楽しかったよ」と世代闘争の継続を宣言。

　岩谷は「今日は勝ったけど自分が勝ったわけじゃない。チームが勝ったけど、全然うれしくはないですね。ジュリアが言ってた通り、あいつはSTRONGのベルト。自分はIWGPのベルト。どういうチャンピオン像になるかは自分たち次第なんで、とにかく一発目の防衛戦ができるようにしたいですね。まあ世代闘争、次あるのかわからないですけど、あったら、きっちり自分が３カウント取りたいと思います」と新日本プロレスが管轄しているSTRONG女子とIWGP女子の違いも意識していくようだ。