わずか数か月で仕上げたその“完成度”に専門家も舌を巻いた。

　７月22日、茨城県水戸市で開催されたボディメイクコンテスト「MOLA CUP」にシークレットゲストとして登場したのが、カーリング女子の日本五輪代表でロコ・ソラーレの藤澤五月だ。会場がざわつくなか、とても氷上の名スキップと同一人物とは思えない激変ぶりに誰もが唖然とした。褐色の肌に鍛え上げられた全身の筋肉、オールバックに上げた髪にグリーンのマイクロビキニと、何もかもが新鮮な姿でお目見えしたのだ。
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　イベント開催中から主催するFitness World Japan（FWJ）が公式ツイッターで藤澤の超絶ボディを画像で紹介。瞬く間に拡散して、日本中に特大の衝撃を与えた。初出場にもかかわらず、藤澤はビキニクラスで３位、オープンクラスで２位と表彰台に立つ快挙を成し遂げている。

　翌23日、FWJは水戸での「MOLA CUP」を振り返るハイライト動画を公式YouTubeチャンネルにアップロード。藤澤のインタビューも収録された貴重な映像のなかで、大会のジャッジを務めた本間浩之氏が藤澤の出来栄えについてコメントした。
  　ＭＣが「（藤澤は）予想以上に絞ってました」と向けると、本間氏は「ビックリしましたね。いつも氷上では二回りくらい大きな感じでしたけど、こんな絞れるんだってくらい」と感心。そのうえで「やっぱりアスリートなので、限界値が違うのかなと。キツさのレベルが。じゃないとあそこまで絞れない。絞れすぎてるってくらいですからね、ビキニ（クラス）では」と称えた。

　エキスパートさえも驚かせた32歳の一大チャレンジ。動画内で藤澤は再挑戦について問われ、「次ですか？　カーリングの現役を継続させていただいているので、いつっていうのは分からないんですけど、もしチャンスがあればという感じですね」と可能性を示唆した。

構成●THE DIGEST編集部

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