WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチが7月25日、東京・有明アリーナで行なわれ、挑戦者の井上尚弥が王者のスティーブン・フルトン(米国)を8回TKO勝ちで下し、日本人初となる2階級での王座統一の偉業を成し遂げた。また井岡一翔に続く日本人2人目の4階級制覇となり、世界戦20連勝を達成した。
【動画】井上尚弥、衝撃のKOシーンの瞬間!
井上は昨年12月にWBOバンタム級王者のポール・バトラー(英国)を下し、史上9人目、アジア人初の主要4団体統一王者となる快挙を達成。その後、バンタム級の王座を返上し、スーパーバンタム級へ階級を上げ、今回のフルトン戦が同級での初戦だった。
試合は第1ラウンドから井上がペースを掴んだが、中盤以降はフルトンも粘りを見せる。しかし8回40秒過ぎに井上の右ストレートが決まりダウンを奪うと、最後は井上の連打にレフェリーのストップが入った。
井上の戦績は、25戦25勝無敗22KOとなった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】試合直前!井上尚弥がバンテージを巻く姿を公開
【動画】フェイスオフでバチバチに睨み合う井上尚弥とフルトン
【関連記事】「逃げるフルトン、追う井上尚弥」の構図か!? 日本ボクシング界の最高傑作は"難攻不落"の王者を倒し切れるのか
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井上の戦績は、25戦25勝無敗22KOとなった。
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