格闘技・プロレス

「彼は特別なファイターだ!」井上尚弥がフルトンに圧巻KO!モンスターの“技術”にパッキャオも脱帽

THE DIGEST編集部

2023.07.25

2つのベルトを手にした井上尚弥。元世界6階級制覇王者もその戦いぶりを称えている。写真:松尾/アフロスポーツ

 7月25日、東京・有明アリーナでWBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチが開催された。王者スティーブン・フルトン(米国)に挑んだ井上尚弥(大橋)は、8回TKO勝ちし、世界4階級制覇の偉業を成し遂げた。

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 8回、スーパーバンタム級で無敗を誇る王者にモンスターの右ストレートが綺麗に入り、繋いだ左フックでダウンを奪った。意地で立ち上がったフルトンだが、再開後も井上は容赦のない連打を浴びせ試合を終わらせた。
 
 圧倒的な力でフルトンをねじ伏せた30歳。元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオは、「イノウエはスピードがあり、パンチのパワーも兼ね備えている!彼は特別なファイターだ」と賛辞を贈っている。

 試合後、新チャンピオンは「自分が思うスーパーバンタム級最強のフルトンを倒すことが出来たので、スーパーバンタム級最強と言えるんじゃないかと思います」と自信をみなぎらせた。そして、WBA・IBFスーパーバンタム級王者マーロン・タパレス(フィリピン)との対戦を視野に入れ、「次戦スーパーバンタム級で4団体を統一したいと思います」と誓った。

構成●THE DIGEST編集部

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