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格闘技・プロレス

8.9内藤哲也戦が肝か? 棚橋弘至がG1優勝を宣言!「ちょっくら、いや、必ず優勝してきます」【新日本】

THE DIGEST編集部

2023.07.31

試合後に「必ず、優勝してきます」と宣言した棚橋。(C)新日本プロレスリング

試合後に「必ず、優勝してきます」と宣言した棚橋。(C)新日本プロレスリング

 後藤洋央紀を破り久々のエアギターを披露した棚橋弘至が優勝宣言だ。

 新日本プロレスは『G1クライマックス33』7.30愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)大会を開催した。メインイベントでは、Dブロック公式戦、棚橋弘至と後藤洋央紀の同世代対決が組まれた。決勝トーナメントに進出するにはどちらも負けられない闘い。試合は序盤からお互いを知り尽くしているだけに、一進一退の攻防を繰り広げ、場内からは大きな拍手が沸き起こる。棚橋の膝攻め、腹攻めに苦戦していた後藤だが、終盤にGTWを炸裂させると、続く昇天・改は棚橋が回避。すると最後は棚橋がスリリングブレイドで後藤を倒して、ハイフライアタックからのハイフライフローが決まりカウント3。同世代対決を制した。

【動画】同世代対決!! 一進一退の攻防を繰り広げる棚橋弘至と後藤洋央紀

 試合後にファンからのリクエストもあり、久々のエアギターを披露した棚橋は「よし!これで、勝ち点を五分に。勝敗を五分に。こういう『G1 クライマックス』の公式戦の中で、今日の会場、今日の対戦相手、いろんなタイミングでいろんな条件が重なると、やっぱりこう、過去の記憶、そういうものが、いつも以上の棚橋を出してくれたんじゃないかなと思う」と後藤との試合を振り返ったうえで、優勝宣言した。

「ただ、そこだよね。プラスアルファがないと、今の棚橋はやはり厳しいというのをしっかり受け止めて、(指を折って)広島、俺のパワースポット、内藤のパワースポットでもあるけどね、そして静岡の対戦相手、内藤。大阪はね、しっかりコンディションを作ってクソ盛り上げて、D ブロックに注目を集めるんで、まだまだ最後まで目を離さないで。そうして最後には、ちょっくら、いや、必ず優勝してきます」
 
 Dブロックは、ザック・セイバーJr.、ジェフ・コブといった外国人勢が8点で首位。これを棚橋と内藤哲也が6点で追っている。決勝トーナメント進出者はこの4人に絞られたと言ってもいいだろう。棚橋は8.2広島サンプラザホール大会でアレックス・コグリンと、8.9アクトシティ浜松大会で因縁の内藤との直接対決を残しており、内藤戦が決勝トーナメント進出の肝になりそうだ。現在の棚橋はコンディションも良さそうなだけに、エースの復活劇を見届けたいが、簡単にはいかないようだ。

◆新日本プロレス◆
『G1クライマックス33』
2023年7月30日
愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
観衆 3545人
▼『G1クライマックス33』Dブロック公式戦(20分1本勝負)
【3勝2敗・6点】○棚橋弘至(19分58秒 片エビ固め)後藤洋央紀●【2勝3敗・4点】
※ハイフライフロー

文●どら増田

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