5月に腰のヘルニア摘出手術を行い、その後リハビリなどを経て『北海道meijiカップ』から国内女子ツアーに復帰した原英莉花。3か月ぶりに出場した試合では56位タイと振るわなかったが、翌週の『NEC軽井沢72ゴルフ』では3日間ながら通算9アンダーまでスコアを伸ばし、11位タイに入った。果たして、ツアープロとしての現況はどうなのだろうか。
【PHOTO】原英莉花の厳選フォトを一挙紹介!
2020ー21年シーズンで賞金ランキング8位に入った原は、2022年のメルセデスランキングは31位タイと低迷した。それだけに今シーズンは捲土重来を期したが、『Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント』の3位タイが最高で、それ以外にトップテンに入った試合はひとつもなかった。その理由を原は次のように語る。
「手術前は腰に痛みがあったので思うようなショットが打てず、自信を持ってプレーすることができませんでした。それを補うための練習やトレーニングの量も制限されていたことで、強気にピンを攻めることもできなかったですね」
昨年までの原は、豊富な練習量やトレーニング量があったからこそ、思い切ってクラブを振れていたが、それがなくなったことで、肉体的にも精神的にも大きな支えを失っていた。どこか中途半端な状態で試合に臨んでいたことが成績に大きく影響していたのだ。
現在は自分が納得するまで練習もトレーニングもできるようになった分、メンタル面やフィジカル面での不安がなくなった。ただ、久々に試合でプレーして気付いたのはドライバーの飛距離が落ちていたことだった。
「背筋と太腿の力が足りていないのかもしれません」と原因を分析するが、それ以上にフルショットに対応できるだけのスイングが戻っていないことを感じていた。それを補うために行っていたのが素振りだ。
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2020ー21年シーズンで賞金ランキング8位に入った原は、2022年のメルセデスランキングは31位タイと低迷した。それだけに今シーズンは捲土重来を期したが、『Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント』の3位タイが最高で、それ以外にトップテンに入った試合はひとつもなかった。その理由を原は次のように語る。
「手術前は腰に痛みがあったので思うようなショットが打てず、自信を持ってプレーすることができませんでした。それを補うための練習やトレーニングの量も制限されていたことで、強気にピンを攻めることもできなかったですね」
昨年までの原は、豊富な練習量やトレーニング量があったからこそ、思い切ってクラブを振れていたが、それがなくなったことで、肉体的にも精神的にも大きな支えを失っていた。どこか中途半端な状態で試合に臨んでいたことが成績に大きく影響していたのだ。
現在は自分が納得するまで練習もトレーニングもできるようになった分、メンタル面やフィジカル面での不安がなくなった。ただ、久々に試合でプレーして気付いたのはドライバーの飛距離が落ちていたことだった。
「背筋と太腿の力が足りていないのかもしれません」と原因を分析するが、それ以上にフルショットに対応できるだけのスイングが戻っていないことを感じていた。それを補うために行っていたのが素振りだ。