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「叫び散らかしました」やり投げで金メダルの北口榛花が“らしい言い回し”で喜びを表現!「嬉しすぎて身体が軽い。3センチくらい浮いてるかも(笑)」【世界陸上】

THE DIGEST編集部

2023.08.26

日の丸を背にウイニングランを敢行する北口。日本女子選手で26年ぶりの金メダルだ。(C)Getty Images

 早朝の日本列島を感動と熱狂の渦に巻いた。

 現地8月25日、ハンガリー・ブダペストで開催されている世界陸上は女子やり投げ決勝が行なわれ、日本の北口榛花が見事金メダルを奪取した。最終6投目を前に順位を4位に落としていたが、ここでビッグスローを決め込む。1投目からずっとトップだったルイスフルタド(コロンビア)の65m47を66m73で上回り、大逆転劇を完遂させたのだ。
【動画】やり投げ北口榛花が金メダル! 最終6投目、絶叫、そして歓喜の抱擁を総チェック!

 興奮さめやらない北口は、「嬉しすぎて身体が軽いんですよ。3センチくらい浮いてるんじゃないかなと思うくらいフワフワしてて(笑)」と独特の表現で報道陣を笑わせた。1投目で右ふくらはぎをツッてしまった事実を明かしたが、「自分で伸ばしたり揉んだりしてたら大丈夫になりました」とケロリ。「本当に自分は最後に強いんだぞ、っていうところを見せたかった」と力を込めた。

 それでも、大投てきの直後は記憶が飛んでしまったようだ。「ぜんぜん覚えてないんです(笑)。動画を見たいけどまだ見れてなくて…。やりが刺さったのも見てないと思うし、全然覚えてなくて、とにかく騒ぎすぎて…。なんかとにかく叫び散らかしてましたね」と話して笑みを浮かべた。
 
 1年前の世界陸上で銅メダルを手にした際は「軽い」と言っていたが、今回は「材質としては重いです(笑)。去年は木だったので。それに今回のはちょっと大きいですよね」と嬉しそうにメダルを見つめた。

 来年のパリ五輪代表選手にも内定した。「きっとオリンピックのほうが他の選手も気迫が違うと思う。その気迫に負けないようにしたいし、これから世界チャンピオンとしてのプレッシャーがかかるだろうけど、そこはあまり気にせずに競技できるようになれたらいいなって思います」と決意を新たにした。

構成●THE DIGEST編集部

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