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「2個じゃなくて2本です!」史上初金メダルの北口榛花が話題を集めた“ハイチュウ2個”の真実を明かした!「ものすごいスピードで…」【世界陸上】

THE DIGEST編集部

2023.08.27

金メダルの快挙に歓喜する北口(手前)とセケラックコーチ(奥)。ハイチュウを食べていたのはやはり…。(C)REUTERS/AFLO

金メダルの快挙に歓喜する北口(手前)とセケラックコーチ(奥)。ハイチュウを食べていたのはやはり…。(C)REUTERS/AFLO

 一夜明けてもまだ興奮がさめやらない。

 現地8月25日、ハンガリー・ブダペストで開催されている世界陸上は女子やり投げ決勝を実施し、日本の北口榛花(JAL)が堂々の金メダルを奪取した。最終6投目の直前に順位を4位に落としていたが、そのラストスローで驚異の大投てき。ルイスフルタド(コロンビア)の65m47を上回る66m73をマークして大逆転劇を完遂した。陸上の世界大会で日本の女子選手がトラック&フィールド種目で優勝を飾るのは、史上初の快挙だ。
【動画】女子やり投げ決勝で北口榛花が投じた全投てきをチェック! そして最後は劇的なドラマが…

 早朝の日本列島は熱狂に包まれ、X(旧ツイッター)上では「北口榛花」「金メダル」のほかにも「カステラ」「ハイチュウ2個」という言葉までトレンドワード入りした。

 カステラは北口が競技中に口にし、TBSの実況によれば、日本記録を叩き出した際にも食していたいわば“ゲン担ぎ”。一方の「ハイチュウ2個」は、優勝決定後に歓喜を爆発させていたチェコ出身のデイビッド・セケラックコーチがライブ中継中に「ハイチュウ、フタツ!」と突如発したフレーズで、実際のところ真意は謎のままだった。これも北口がパワーの源として食べていたものと見られていたのだが…。

 翌日、北口はTBSの現地ライブスタジオに登場して生出演。その場でカステラとハイチュウの話題になると、「ちょっとひとつ訂正させてほしいんですけど…」と切り出した。「あれは私がハイチュウを2個食べたわけではなくて、コーチだったんです」と曖昧だったところを明確にし、「2個というのも違っていて、2本です」と衝撃の新事実を紹介した。
 
 つまりセケラックコーチは緊張のあまりか、1本12個入りのチューイングソフトキャンディをあっという間に2本も平らげたことになる。確かにスタンドではガムを高速で噛むコーチの様子が再三映し出されていたが、あの中身もきっとハイチュウだったのだろう。

 北口は「おそらくものすごいスピードで食べ続けたんだと思います」と話して周囲を笑わせた。

構成●THE DIGEST編集部

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