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角田裕毅、ポイント奪取へ「本物の市街地コース」の攻略法は? Q3進出の昨季予選同様の輝きを放てるか!?【シンガポールGP】

THE DIGEST編集部

2023.09.14

シンガポールGPに臨む角田。ポイント奪取なるか。(C) Getty Images

 今週末にF1第15戦のシンガポール・グランプリが市街地コース「マリーナベイ・ストリート・サーキット」で行なわれる。

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 2週間前のイタリアGPでは予選で11番手につけるも、パワーユニットのトラブルでスタートすらできずにリタイアを余儀なくされるという悔しい結末を迎えたアルファタウリの角田裕毅だが、チームの公式サイトでは「モンツァは上手くいきませんでしたが、良い面としては、決勝当日までは良いペースを見せており、直近の数戦で、ある程度の進歩を見せたことが挙げられます」と、ポジティブな面を挙げて振り返っている。

 イタリアGPの後には、9月6日にベネツィアで開催されたアルファタウリのドキュメンタリー映画『Whatever it Takes』のプレミア上映会に出席したこと、さらに9日にはドイツ・ニュルブルクリンクでの「レッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンク」に参加し、ホンダNSX GT3 Evoでニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)を走行したことを報告し、前者については「良いドキュメンタリーでした!」、後者については「このタイプのレースカーの運転も、コースも初めてだったので新鮮でした」と感想を語った。

 そして、今週末のシンガポールでのレースに対しては、「我々はアジアに向かい、ダブルヘッダーに臨みます。まずは、シンガポールの市街地コースから始まります。僕はここが好きで、昨季はスタート時からウェットコンディションで、最後のセッションまでスリックタイヤを使えないというトリッキーなコンディションの中で、予選ではQ3に進出できました(10番手)」と語り、以下のように続けている。

「シンガポールは"本物"の市街地コースで、全ての部分が公道なので、路面の状態は年々、そしてセッションごとにも変わります。車に対する自信を得るためにも、徐々にペースを構築し、可能な限りラップ数を積み重ねる必要があります」

「フリー走行1回目では、コースのコンディションを確認し、車がコースに適しているかどうかの最初の情報を得ることが目的になります。そこから、100%の状態で予選に臨むために進化させていくわけです。今季はコースレイアウトが少し変更されており、特にセクター3では一部のコーナーがなくなったので、オーバーテイクの機会が増えるでしょう」
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