ラグビーワールドカップ（W杯）2023フランス大会は現地時間９月17日、プールDのイングランド代表対日本代表がスタッド・ド・ニースで行なわれ、日本代表は12－34で敗れた。これで日本は１勝１敗となっている。

【ラグビーW杯PHOTO】いよいよ開幕！ラグビーワールドカップ2023フランス大会に挑む日本代表メンバー（BK編） 　初戦白星の日本は序盤、ペナルティゴールで先制を許し、さらに前半７分にはフルバックのセミシ・マシレワが負傷退場となってしまうアクシデント。代わってレメキ ロマノ ラヴァが入る。

　日本は果敢な守備がイングランドの反則を誘い。松田力也の２本のペナルティゴールで逆転。直後、相手に初トライを許すも、30分過ぎには再び松田がPGを決めて９－10と日本が１点差に詰め寄る。終了間際に日本は相手SOジョージ・フォードにPGを許し、９－13と４点ビハインドで前半を終えた。

　後半、日本は立ち上がりに再三イングランドの攻撃を凌ぐと、９分にPGで再び１点差に迫る。しかし、イングランドは16分に中央のディフェンスを破りLOコートニー・ローズがトライ。相手のノックオンかと思われたが、TMOの結果トライが認められ、日本は12－20と８点のビハインドとなる。

　イングランドはさらに26分にもSOフォードの絶妙なキックパスからFBフレディ・スチュワードがトライ。角度のない位置からフォードのコンバージョンゴールも決まって27－12とリードを広げる。

　結局、試合は終盤にもイングランドがトライを挙げ、34-12でノーサイドの笛。日本は前回準優勝国のイングランドを相手に善戦を見せたものの敗れた。日本は現地時間９月28日（日本時間29日早朝）にスタジアム・ド・トゥールーズでサモア代表と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部
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