いよいよ現地金曜日にフランスで開幕するラグビー・ワールドカップ。２大会連続の決勝トーナメント進出に期待がかかる日本代表を筆頭に、出場20か国がまずは４つのプールに分かれてグループステージを闘う。

　英老舗ブックメーカー『William Hill』社は開幕を翌日に控えて各種の最終オッズを確定させた。

　優勝オッズのトップ評価はフランス、ニュージーランド、南アフリカの３チームで4.00倍。これをアイルランド（5.50倍）、オーストラリア（15倍）、イングランド（17倍）が追う構図だ。日本代表は11番手と中堅クラスの評価ながら、倍率は251倍となった。日本が初戦で対戦するチリ、ナミビア、ウルグアイ、ポルトガル、ルーマニアの５チームがもっとも倍率が高く、揃って2001倍がついている。

　日本が属するプールＤを“突破倍率（上位２チーム）”で見ると、アルゼンチンが1.04倍で１位、イングランドが1.10倍で続いて、日本とサモアは7.50倍で並んだ。チリは501倍と実力的に大きく引き離されているという見立てだ。
  　大注目のグループステージ初戦、日本vsチリ戦の勝敗オッズは、「日本勝利　1.04倍」「チリ勝利　10倍」「引き分け　34倍」。日本が断然有利の数字となっている。

　なかなかオッズをチェックする限りでは苦戦が必至ながら、前回大会同様、ブレイブ・ブロッサムズには下馬評を覆す快進撃に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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