ラグビーワールドカップ（W杯）2023フランス大会は現地時間９月17日、プールDのイングランド代表対日本代表がスタッド・ド・ニースで行なわれ、日本代表は12－34で敗れた。これで日本は１勝１敗となっている。試合後、キャプテンの姫野和樹がフラッシュインタビューに応えている。

【ラグビーW杯PHOTO】いよいよ開幕！ラグビーワールドカップ2023フランス大会に挑む日本代表メンバー（BK編） 　試合を振り返った姫野はまず「正直悔しい。準備してきたことを出せた部分もあったし、出せなかった部分もあった」と語った後、前回準優勝国のイングランドを相手に掴んだ手応えと課題についても次のように言及した。

「イングランドという相手に対して本当に勝つ、というところまでいったし、こういうタフなゲームの中で一つひとつのミスや判断が致命傷になってくる。そういうところのプレーの精度、判断を研ぎ澄ましていきたい」

　また後半には、得意のジャッカルでボールを奪い返す場面も見られたが、「ああいうところで自分の強みを出していくことでチームを勢いづけられる、そういう気持ちでジャッカルに臨んだ」と心境を語っている。

　そして次戦に向けては、「本当に下を向く時間はない。次の戦いがすぐそこに迫っているので。まだ終わったわけではないので、サモア、アルゼンチンしっかり倒してグループリーグ突破できるように次の準備をしていこうと（チームメイトに）話した」と語り、２大会連続の決勝トーナメント進出へ前を向いた。

　また最後に、姫野は日本代表を応援するファンに対し、「まずは早朝にもかかわらず、応援していただいたファンの皆さんありがとうございました。まだまだW杯は終わっていないので引き続き日本代表の応援をお願いします」と感謝の言葉を述べるとともに、さらなる後押しを期待した。

日本は現地時間９月28日（日本時間29日早朝）にスタジアム・ド・トゥールーズでサモア代表と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部
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