９月20日、来夏のパリ五輪出場をかけた『FIVBパリ五輪予選／ワールドカップバレー2023』の第４戦が行なわれ、B組の女子日本代表はブルガリアと対戦。セットカウント３－０（25-20、25-13、25-11）で、４戦連続のストレート勝利を収めた。

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　この日、アウトサイドヒッターの石川真佑は、途中出場ながらもスパイクで５得点を挙げるなど、チームの勝利に貢献。同じポジションには古賀紗理那、井上愛里沙といった強力なライバルがいるため、今大会ではリリーフサーバーでの起用が多くなっているが、「いろんな経験をして途中から試合に臨めているので、自分のなかではプラスになっている」と明かした。

　また、スタメンとして出場できないなかで、「悔しさや葛藤はあるのか？」という問いには、こう答えた。

「チームで勝つっていうことが１番としてやっているなかで、途中から入ることが増えるが、自分の役割をしっかり果たしたい。でも、スタートから出たい悔しさもある」
  　一方で、眞鍋政義監督は石川について「ネーションズリーグ、鹿児島での合宿を終えてオリンピック予選の１か月前くらいから非常に調子が良い」とコメント。「相手のチーム状況を考えながら（石川を）使っていきたいと思う」と今後のプランを明かした。

　火の鳥NIPPONは９月22日にベルギー、23日にトルコ、24日にブラジルと対戦。14人全員でパリ五輪切符をつかみにいく。

取材・文●大田更紗（THE DIGEST編集部）

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