バレーボール

「日本はそこまで強くないと思った」惨敗に終わったブルガリア代表に母国メディアが嘆き節!「反撃のチャンスはなかった」【女子バレー】

THE DIGEST編集部

2023.09.22

開幕から負けなしの4連勝と勢いが止まらない火の鳥NIPPON。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 来夏のパリ五輪出場をかけた『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』の第4戦が9月20日に行なわれ、B組の女子日本代表はブルガリアをセットカウント3-0(25-20、25-13、25-11)で下し、4戦連続のストレート勝利を収めた。
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 ブルガリアは19日のブラジル戦で敗戦したものの、強豪を相手に2セットを奪っていた。それだけに、日本戦での惨敗には衝撃を受けたようで、ブルガリア国営ラジオ局『BNR』は、「パリ五輪予選で、日本は強さを証明した」と題した特集記事を掲載している。

 まず、同メディアは「女子ブルガリア代表は、ブラジル戦のような好パフォーマンスを再現できなかった。我々は0-3(20-25、13-25、11-25)で日本に敗れた」と報道。敗戦の要因として、「どうやら前日のブラジルとの5セットの戦いによる疲労が試合に影響を与えたようだ」と見解を述べた。

 続いて、この日の試合詳細をレポート。第1セットは、中盤までシーソーゲームが続いたため、「日本はそこまで強くないと思った」と論じた。だが、そこからキャプテンの古賀紗理那がサービスエースを決めるなど、勢いに乗った日本が7連続得点を挙げて主導権を握ったことで、「成功の望みは完全に消滅した」と報じている。
 
 第2セットは、完全に日本のペース。同メディアは「ひどいスタートだった。残念なことに、ホーム観客の盛大な拍手のなか、ライバルはますますリードを広げていった」とその様子を伝えると、第3セットも「立ち上がりから日本が意地を見せつけた。我々に反撃のチャンスはなかった」と嘆きが止まらなかった。

 火の鳥NIPPONは、いよいよ"ヤマ場の3連戦"を迎える。9月22日にベルギー、23日にトルコ、24日にブラジルと対戦する。果たして快進撃を続ける彼女たちは、どのような戦いを見せてくれるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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