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バレーボール

「正直、日本が羨ましい」アジア大会で“61年ぶりメダルなし”の韓国男子バレー代表に母国メディアが愕然!「年俸はアジアで一番高いのに…」

THE DIGEST編集部

2023.09.23

アジア大会での金メダル奪取に懸けていた韓国代表。まさかの早期敗退にファンもメディアもショックを隠せない様子だ。(C)Getty Images

アジア大会での金メダル奪取に懸けていた韓国代表。まさかの早期敗退にファンもメディアもショックを隠せない様子だ。(C)Getty Images

 韓国男子バレーボール代表がまさかの早期敗退だ。

 現地9月22日、中国・杭州で開催されているアジア大会で世界ランキング27位の韓国は決勝トーナメント1回戦(ベスト12)に臨み、同ランキング51位のパキスタンと対戦して敗北。アジア大会で61年ぶりにメダルを逃す事態に追い込まれた。しかも19-25、22-25、21-25とまさかのストレート負け。韓国メディアから一斉に手厳しい批評が浴びせられている。
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 過去優勝3回を誇り、1966年大会から前回大会まで14大会連続でメダルを獲得してきた記録が、ついに途絶えた。一方で昨今の韓国男子代表は2000年シドニー大会を最後に五輪本大会への出場を果たしておらず、アジア大会後に行なわれるパリ五輪予選にもエントリーできていない。世界選手権やネイションズリーグなど主だった国際大会の舞台にもまったく立てておらず、凋落が顕著となっていた。

 韓国メディア『MKスポーツ』は「だからこそ失地回復のため、韓国男子バレーボール代表はアジア大会に懸けていた」と強調。「選手たちには国内リーグより代表チームでの活動を優先させ、金メダル獲得を目標に邁進した。ところがどうだ。実際に蓋を開けてみればチームは連携を欠き、ベテランを重用したことで終盤にパワーダウン。カンボジア相手でさえ前線は苦戦を強いられる始末だ。ファンも関係者も衝撃を受ける最悪の結末となった」と断じる。

 やはり比較対象としてしまうのは、日本代表のようだ。同メディアは「隣の日本に目を向けると、正直に言って彼らの充実ぶりが羨ましくて仕方がない」と率直な感想を吐露した。

 そのうえで「数年前までライバルとされていた日本はまったく違う行動を見せた。彼らは今大会に石川祐希や高橋藍といった主力を送り込んでいない。いわば1・5軍のチーム構成で挑みながら、しっかりベスト8にまで駒を進めているのだ。かつ、パリ五輪予選への準備にも余念がない。ネイションズリーグやアジア選手権でも結果を叩き出し、まさしく順風満帆なのである」と褒め称えた。
 
 そして、「アジア大会だけを目標に強化してきた韓国とは異なり、日本はどんなメンバーで組んでも最適なパフォーマンスを発揮できるチームだ。韓国はすっかりアジアでの競争力さえ失った。選手の年俸総額である66億5800万ウォン(約7億2000万円)は今大会出場の19か国で一番高いにも関わらず、不甲斐ない結果に終わった。もはや韓国は“アジアの虎”ではないのだ」と吐き捨てた。

 韓国代表は7~12位を決めるトーナメントに回り、日本は24日にインドとの準々決勝を戦う。そしてアジア大会が終われば、現在女子代表が戦っている「FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」の男子大会が開幕する。日本はプールBのホストカントリーで、アメリカ、スロベニア、セルビア、トルコといった強豪国と「2枠」を巡る総当たりバトルを繰り広げる。

構成●THE DIGEST編集部

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