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「美貌と実力を兼ね備える」中国陸上界に突如登場した“ハードルの女神”が話題沸騰!「破天荒さには賛否両論」【アジア大会】

THE DIGEST編集部

2023.09.30

アジア大会の開会式でもひと際目立っていた呉艶妮。注目度は高まるばかりだ。写真:新華社/アフロ

アジア大会の開会式でもひと際目立っていた呉艶妮。注目度は高まるばかりだ。写真:新華社/アフロ

 中国スポーツ界に彗星のごとく現れたヒロインがいる。陸上女子100mハードルを専門とする呉艶妮(ウー・ヤニ)だ。中国・杭州で開催されているアジア大会にも中国代表としてエントリーしており、金メダルの有力候補と目されている。
【画像】すでにパリ五輪代表が内定! 豪快にハードルを跳ぶ呉艶妮のレース写真

 中国メディア『捜狐体育』は「今大会でもっともホットなアスリートは呉艶妮だろう。美貌と実力を兼ね備えており、あっという間に男性ファンを中心に注目度が急上昇した」と伝える。現在26歳だが、人気に火がついたのは今年6月に行なわれた中国の全国選手権だった。女子100mハードルで見事優勝(12秒93)を飾り、アジア大会の出場権を獲得。お化粧ばっちりのルックスや喜びはしゃぎまくるド派手なパフォーマンスで一気に話題をさらった。

 コメントもかなり独特だ。全国選手権のレース後には「今日の優勝は私にとってのスタート。世界の表彰台を目ざしています」と言い放った。さらに容姿について問われると「自分でも綺麗なほうだとは思う」と正直に発言。左腕のタトゥーや指で上をさすポーズが不適切だなど、なにかとニュースを提供しては物議を醸してきたが、選手本人はまるで意に介さず、「他人の意見は気にしない」「自分らしく好きなことをやります」ときっぱり答えている。ちなみに陸上は小学校5年から本格的に始めたという。

 続けて8月には成都で行なわれたFISUワールドユニバーシティゲームズに出場。勢いそのままに12秒76で自己ベストを更新して銀メダルを獲得した。来年のパリ五輪代表の座も内定させ、まさにシンデレラストーリーの主役を演じるかのごとく、スターダムを駆け上がっている。

『捜狐体育』は「アジア大会の開会式でも一番活発で誰よりも目立っていた。ファンもメディアも彼女の動向を追うばかりだ。破天荒な振る舞いには賛否両論があるが、それも彼女の魅力を高める結果となっている」と論じ、「いまや誰もが“ハードルの女神”と呼ぶ。今大会で金メダルを獲れば、懐疑的な声も吹き飛ばせるはずだ」と続けている。
 
 そのうえで、同メディアはメダル争いを展望。「ベストタイムで見ると、呉艶妮が12秒76で有利。インドのスターであるジョシ・ヤラジが12分78秒、日本の青木益未が12分86秒、田中 佑美が12分89秒だ。彼女たちが金メダルのライバルになるだろう」と伝えている。

 はたしてどんなレースが繰り広げられるのか。アジア大会の女子100mハードル決勝は、現地10月1日21時15分の開始が予定されている。

構成●THE DIGEST編集部

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