９月30日、東京・代々木第一体育館で『FIVBパリ五輪予選／ワールドカップバレー2023』の男子大会が開幕。日本代表はフィンランド代表と激突した。
　
　龍神NIPPONの試合中に信じられないハプニングが起きた。セットカウントで日本が2-0でリードして迎えた第３セット途中、なんと空中に吊るしたカメラのワイヤーが１本切れてしまい、コートに垂れ下がるトラブルが発生。日本が14-16と２点ビハインドの状態で試合は一時中断した。

　突然のアクシデントに選手は戸惑い、珍しい光景に苦笑い。会場も騒然とするなか、両選手ともにベンチへ戻り、天井を見上げていた。

　選手たちはストレッチなどをして、身体が冷えないように動かして試合再開に備えた。そして、約12分後にゲームは再開。結局このセットはデュースにもつれ込む接戦となり、日本は25-27で落としてしまった。
  　テレビ中継で解説を務めていた元日本代表で日本バレーボール協会会長の川合俊一氏も「なかなか見ない光景ですね」と驚きを隠せず、中断中は「実は世界選手権でも同じようなことが起きたことがある」と過去のハプニングを視聴者に伝え、試合再開を待った。

　なお、試合は2-2のフルセットまでもつれ込む接戦に。日本は初戦を白星で掴めるか。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】男子バレー界が誇る爽やかイケメン！龍神NIPPON・高橋藍を特集

【画像】主将として龍神NIPPONを引っ張る石川祐希を特集

【画像】誰にも止められない！日本のサウスポー西田有志を特集