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バレーボール

1勝1敗で“パリ五輪切符獲得圏外”の4位と出遅れた日本。残り5戦「全勝」で逆転の可能性も!【男子バレー】

THE DIGEST編集部

2023.10.02

10月1日のエジプト戦では逆転負けを喫した日本代表。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

10月1日のエジプト戦では逆転負けを喫した日本代表。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 パリ五輪予選を兼ねた男子バレーボールの『ワールドカップ』B組が、国立代々木競技場 第一体育館で開催されている。8か国の総当たり戦で、上位2か国に入れば五輪切符を獲得できる大会だ。

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 日本代表は、9月30日のフィンランド戦に勝利を収めるも最終セットまで追い詰められたため、勝点は「2」しか付かず。10月1日のエジプト戦はフルセットの末、逆転負けを喫したため、ここまで1勝1敗、勝点「3」で、現段階では五輪出場権獲得圏外の4位と出遅れている。

 残り5試合は、チュニジア、トルコ、セルビア、スロベニア、米国と、徐々に世界ランキングが上がる。故に簡単には勝たせてもらえない相手ではあることは重々承知のうえだが、五輪切符を獲得するチャンスがあることは忘れてはならない。
 
 状況を整理すると、米国とスロベニアの上位2か国は、ここまで2戦2勝で全てストレート勝ち。セルビアはトルコに1-3で負けているため、日本と同じく1勝1敗で勝点3だ。ただ2戦目のチュニジア戦でストレート勝ちを収めているため、セット率でやや日本を上回り3位につけている。

 日本は残り5戦全勝すれば、現在上位に付けているチームの「負け数」を増やすことができ、さらに直接対決によってライバル国から「勝点」を奪い取る可能性もある。今の段階で最終順位を予想するのは困難だが、ネーションズリーグ銅メダル、アジア選手権金メダルの実力を発揮すれば、決して夢のような話ではない。

構成●THE DIGEST編集部

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