龍神NIPPONが五輪切符の獲得へ、早くも“赤信号”を点滅させたことに世界も驚きを隠せないようだ。

　パリ五輪出場権を懸けた戦い『ワールドカップバレー2023』が９月30日に開幕。日本代表は、初日のフィンランド戦でフルセットの末に辛くも勝利を収めた。しかし、10月１日のエジプト戦では最初の２セットをあっさり奪取したものの、第３セットからムードが悪くなり、結局立ち直れず黒星を喫したのだ。

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　格下のエジプトに敗れたことは韓国国内でも報じられている。専門誌『The Spike』は、「日本が予想外の展開に苦しむ最大の理由はエース、石川祐希のコンディションが悪いことだ。石川は攻守ともに調子が上がっていない。フィンランド戦の第５セットでは、今シーズン国際大会を通じて最悪のレシーブでチームを敗戦寸前まで追い込んだ」と伝える。
  　そして「エジプト戦ではマシになったが、チームは敗退し輝きを失った。米国やセルビアの強豪国と戦うには石川の巻き返しが必須だ」と絶対的エースが今後の戦いの鍵を握ると強調している。

「チュニジア、トルコとの試合で石川をはじめ、日本チーム全体がペースを取り戻す必要がある。ここで挽回できなければ、セルビア、スロベニア、アメリカという“地獄の日程”に陥る危険性がある」

　２枚の切符を争う今大会で、早くも崖っぷちに立たされた日本代表。ネーションズリーグ銅メダル、アジア選手権金メダルと結果を残しただけに世界のメディアも彼らのパフォーマンスに期待しているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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