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バレーボール

「もともと緊張しいだった」高橋藍が高校時代の秘話を告白。ネガティブ→ポジティブ思考になれた理由とは?【男子バレー】

大田更紗(THE DIGEST編集部)

2023.10.04

どんな時もポジティブに捉えるという高橋。コート上でも笑顔を忘れない。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

どんな時もポジティブに捉えるという高橋。コート上でも笑顔を忘れない。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 来夏のパリ五輪出場を懸けた『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』の第3戦が10月3日、国立代々木競技場第一体育館で行なわれた。B組の男子日本代表は、チュニジアを相手にセットカウント3-0(25-14、25-16、25-15)で勝利した。

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 ここまでの2試合は、2セットを先取しながらも、第3セット以降から急失速。X(旧ツイッター)では「魔の第3セット」がトレンド入りを果たすほど、大きな話題となっていた。だが、この日はしっかりと龍神NIPPONらしい戦いを貫き、今大会初のストレート勝利を収めた。

 試合後のミックスゾーンで、アウトサイドヒッターの高橋藍は、「最初の2戦でできなかったことは、課題としてあったので、今日の3セット目のスタートにかける思いは強かった」と告白。「サーブでしっかり崩して、日本のブロックディフェンスを信じるというところを徹底した」とチーム一丸となって試合に臨んだと明かした。

 またこの先、強豪国との対戦も控えており、試練はまだまだ続くが、常に楽観的見方をするという22歳は、「ここで考えすぎてもしょうがないし、こういう状況だからこそ楽しんでやりたいと思う」とキッパリ。「この壁を乗り越えた先に強い日本代表がいるということが、楽しみでしょうがない」と前向きに捉えた。

 続けて「もともとポジティブなのか?」という問いには、こう答えた。
 
「もともと緊張しい(緊張しやすい性格)だった。高校生の頃、緊張して試合がうまくいかない時、なんでだろうって考えても答えが出なくて...。その答えがどれだけちっぽけなことなのかって感じたら気持ちが楽になった」

「高校2年の時が一番きつかった。ライバルの洛南高校に勝てない状況が続いた時に、自分自身が(東山高校の)エースとしてやっていたので...。自分が決まらないからチームが負けていて、その時はすごく考えた。そこで気持ちが切り替えられるようになったら、その先に強い自分がいた」

 この日、チーム最多の13得点を挙げた高橋は、「まだまだできると思っているので、もっといいプレーを出せるように頑張りたい」とコメント。圧巻のパフォーマンスで見る者を魅了し続ける背番号12から目が離せない。

取材・文●大田更紗(THE DIGEST編集部)

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